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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/27
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/248p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061507-5
紙の本
人間晩年図巻 2008−11年3月11日
著者 関川 夏央 (著)
あの人はどんな晩年を送ったのか。彼らが世を去ったのはいかなる時代だったのか。2000年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を描き出す。2008−1...
人間晩年図巻 2008−11年3月11日
人間晩年図巻 2008―11年3月11日
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商品説明
あの人はどんな晩年を送ったのか。彼らが世を去ったのはいかなる時代だったのか。2000年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を描き出す。2008−11年は、忌野清志郎、飯島愛らを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「ままへ いきてるといいね おげんきですか」。東日本大震災を生き延びた少女は、母親への手紙にそう記した——。未曽有の災害がもたらした別れの哀切と生の尊さが滲む「昆愛海ちゃんのママ」を掉尾に、〝晩年四十五年〟を生きたサリンジャー、〝デイ・ドリーム・ビリーバー〟忌野清志郎、〝旅先の人〟佐野洋子ら二十八人を収録。【商品解説】
目次
- 2008年に死んだ人々
- 高杉一郎(老衰・99歳)………「征きて還りし兵」の五十九年
- 草森紳一(心不全?・70歳)………本に憑かれた魂
- 川内康範(慢性気管支肺炎・88歳)………「生涯助ッ人」
- 広井てつお(上顎歯肉悪性腫瘍・57歳)………恐るべき速度で進行した
- 中村 進(チベットで登山中、雪崩に巻き込まれ死亡・62歳)………チョモランマ(エベレスト)と日本人登山家の物語
- 峰岸 徹(肺がんの骨転移・65歳)………最晩年の役は「遺体」
- 筑紫哲也(肺がんの全身転移・73歳)………「タバコが直接の原因ではない」
- 飯島 愛(肺炎・36歳)………バブルの娘
- 安田 南(死因不明・64歳〜65歳?)………「プカプカ」の彼女
著者紹介
関川 夏央
- 略歴
- 〈関川夏央〉1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。作家。「海峡を越えたホームラン」で講談社ノンフィクション賞、「昭和が明るかった頃」で講談社エッセイ賞を受賞。
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紙の本
本巻も読み始めて止まらず
2022/04/04 00:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分がそろそろ晩年を考えるべき頃合いないし心境になってきたということなのか、他人事ではない感覚に包まれながら読了。印象的だったパートは、大原麗子と石井好子、昆由香の3名のところ。(以前、震災ボランティアとして南三陸町で活動したことがあるが、掘り起こした土の中から子供さんの人形やゲームソフトの残骸が出てきた時、思わず落涙したことを思い出しました・・・)
なお、本書では三島由紀夫に関する言及箇所も3箇所あり(187~8頁、206~7頁、212頁)。特に、三島由紀夫に風呂場で遭った池部良が、「大体そんな、骸骨みたいな身体してたんじゃ、俳優は務まらないよ」と「僕、俳優やりたいんです」と言った三島に答えたという挿話の箇所で、著者が「五二年夏、半年間におよんだ世界一周旅行から帰って間もなく、三島由紀夫がボディビルで筋肉をつくり始めた動機のひとつは池部良の「批評」であったろう」(207頁)と述べているくだりも参考になった。
紙の本
慄然
2022/08/04 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山城新伍の、徹底的な元妻と娘の嫌われ具合に慄然とさせられました。やはり、夫婦は仲良くした方がいいですね。