「感動ポルノ」と向き合う
著者 好井裕明
健気に頑張る,あるいは尊敬すべき障害者ーーメディアや映像作品でおなじみのイメージは,健常者の感動の道具として消費するだけの「感動ポルノ」なのではないか? 最近のそんな批判...
「感動ポルノ」と向き合う
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商品説明
健気に頑張る,あるいは尊敬すべき障害者ーーメディアや映像作品でおなじみのイメージは,健常者の感動の道具として消費するだけの「感動ポルノ」なのではないか? 最近のそんな批判に対し,名作とされる映画からドキュメンタリー,パラ五輪まで個々の表現に分け入り,何が語られていないか,その可能性まで含めて考える.
目次
- はじめに
- 一 「感動ポルノ」から考える
- 二 障害者はどのように描かれてきたか
- 三 感動することで落ちてしまう穴とは?
- 四 パラスポーツの「パラ」が持つ意味を考える
- 五 これからの障害者表象とは 「感動ポルノ」を超えていくために
- 六 「差別を考える文化」の創造へ
- あとがき
- 付録 「感動ポルノ」を考える映画リスト
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障害者を映し出す映画などに対する論評の1冊
2022/01/19 11:06
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画、テレビドラマなど、障害者をテーマにした作品に対して、社会学者の著者がそれぞれ論評する1冊です。
考えさせることが多いので、ぜひ目を通していただきたい1冊です。社会学のものの見方も学べます。