「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
宗教遺産を人類的な営みとして捉え、ひと・モノ・知の往来により生成・伝播・交流・集積を繰り返すその動態について、知のプラットフォームを構築し、多様性と多声性のなかに位置づける。文理を超えた全40点の論考を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「祈り」という人類の普遍的・根源的営みのなかで構築された宗教は、それを信仰し担う人々により、多種多様な形をもって大切に守られ、伝えられてきた。また、一方で、人間と宇宙の根源的な在り方を規定する拠り所であるが故に、世界認識における解釈の対立を生じ、時には宗教間の軋轢や破壊を呼び起こすきっかけともなった。
「宗教遺産テクスト学」とは、人類によるあらゆる宗教所産を、多様な「記号」によって織りなされた「テクスト」とみなすことで、その構造と機能を統合的に解明し、人類知として再定義することを目的とし、「コト」と「モノ」を一体化する新たな学術領域である。
宗教遺産を人類的な営みとして横断的かつ俯瞰的に捉え、ひと・モノ・知の往来により生成・伝播・交流・集積を繰り返すその動態を、精緻なアーカイヴ化により知のプラットフォームを構築することで、多様性と多声性のなかに位置づける。
文理を超えた三篇七章、四十の論考により示される、人類の過去・現在・未来をつなぐ新視点。【商品解説】
目次
- カラー口絵
- 宗教遺産テクスト学序説 近本謙介
- 第一篇 生成・動態の解明
- 第一部 源流と伝播のメカニズム―仏教文献・図像の源流および諸地域への伝播の解明
- 生き続けるバーミヤーン―大仏破壊の前とその後、現在・未来へ 宮治昭
- 帝釈天と梵天が付き従う釈迦の誕生―ガンダーラの浮彫に表された「灌水」と文献伝承との関係 上枝いづみ
- ウズベキスタン南部ファヤズテパ遺跡出土初期仏教壁画について 影山悦子
- 西魏時代の敦煌莫高窟に見られる習合的図像表現について―第二四九・二八五窟の壁画に見られる「ハイブリッド・イメージ」を中心に 檜山智美
収録作品一覧
生き続けるバーミヤーン | 宮治昭 著 | 5−44 |
---|---|---|
帝釈天と梵天が付き従う釈迦の誕生 | 上枝いづみ 著 | 45−62 |
ウズベキスタン南部ファヤズテパ遺跡出土初期仏教壁画について | 影山悦子 著 | 63−79 |
著者紹介
木俣 元一
- 略歴
- 〈木俣元一〉1957年生まれ。名古屋大学人文学研究科教授。専門は西洋中世美術史。
〈近本謙介〉1964年生まれ。名古屋大学人文学研究科教授。専門は中世宗教文芸。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む