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- カテゴリ:幼児
- 発売日:2022/05/19
- 出版社: ブロンズ新社
- サイズ:31cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-89309-706-4
紙の本
ピヤキのママ
大好物からうまれたのは、愛だった!? ふだつきのねこニャンイが、うまれたてのたまごを食べたところ、なぜか日に日にお腹がふくらんできた。がまんできなくなって、トイレでふんば...
ピヤキのママ
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商品説明
大好物からうまれたのは、愛だった!? ふだつきのねこニャンイが、うまれたてのたまごを食べたところ、なぜか日に日にお腹がふくらんできた。がまんできなくなって、トイレでふんばると、出てきたのはひよこで…。【「TRC MARC」の商品解説】
だいこうぶつからうまれたのは、愛だった!ふとっちょでくいしんぼうで、よわいものいじめをする、ふだつきのねこ、ニャンイ。ご近所さんから「やっかいもののニャンイ」とよばれていました。ある日、大好物のうまれたてのたまごを食べたところ、日に日におなかがふくらみ、うーうーうーん、とふんばると、出てきたのはうんこではなく、ひよこ!!とまどいながらもうまれたひよこを「ピヤキ」とよび、いっしょに過ごすうちに…。【商品解説】
著者紹介
ペク・ヒナ
- 略歴
- 〈ペクヒナ〉1971年ソウル生まれ。カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。絵本作家。「あめだま」で日本絵本賞の翻訳絵本賞と読者賞を受賞。アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。
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紙の本
絵本のなかのネコ
2022/09/30 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日の『ねこはるすばん』以来、猫の絵本にはまっている。
今まで絵本など手に取ったこともなかったけど、ひとつ石がはずれると雪崩のように、本屋でまだ見ぬ絵本に吸い寄せられてゆく自分がいる。
絵本は装丁もそうだが、見返しや裏の見返しの絵も大事だなと。
この絵本でも最初は猫の足跡だけだったのが、裏見返しではピヤキといっしょの足跡が並んでいるのが微笑ましい。
エサをやっている飼育員さんのあとをついて歩いていたニワトリを見たことがあるけど、やっぱりすべてのいきものには「愛」があって、それは絶対必要なものだと思う。
紙の本
ペク・ヒナさんには珍しい手描き絵本
2022/09/04 07:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本作家長谷川義史さんは、絵本だけでなく絵本の翻訳も多く手掛けています。
しかも、長谷川さんの翻訳絵本は、大阪弁まるだしの翻訳になっていて、そんなことあらへんと思いながら、結構ハマります。
ジョン・クラッセンさんの絵本のとぼけた味も、長谷川さんの大阪弁によく合います。
韓国の絵本作家ペク・ヒナさんの、ちょっと驚くような展開も、長谷川さんならでは翻訳と相性抜群です。
この『ピヤキのママ』は、2011年の韓国で出版されたペク・ヒナさんの絵本です。
ペク・ヒナさんといえば、自称「人形いたずら作家」と呼んでいるように、人形のさまざまな表情の瞬間でとらえた奇抜な絵本作家として有名です。
代表作に『あめだま』や『天女銭湯』などがあります。
ただ、この『ピヤキのママ』はちょっと雰囲気がちがいます。
この作品はちょんとした(もちろん、人形を使った絵本もちゃんとしていますよ)手書きの絵でできています。
この絵本の作者紹介の中にも「本書は珍しく手描き作品。」と説明されています。
でも、話の展開は、ペク・ヒナさんの世界。
何しろ嫌われ者のふとっちょ猫「ニャンイ」がたまごを食べたら、ひよこになって生まれてきたという、とんでもないお話。
そのひよこの名前は「ピヤキ」。
いつの間にか「ニャンイ」は「ピヤキのママ」と呼ばれるようになる、いいお話なんです。
なので、この作品の長谷川義史さんの訳は、とってもまじめ。
それも、またいいんです。