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紙の本
世界鉄道文化史 (講談社学術文庫)
著者 小島 英俊 (著)
鉄道の誕生、それは新たな文化の創造でもあった! 文学作品、新聞記事、評論、写真、絵画、デザインなどに表現された鉄道文化を、日本と世界の比較を通して描く。〔「鉄道という文化...
世界鉄道文化史 (講談社学術文庫)
世界鉄道文化史
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商品説明
鉄道の誕生、それは新たな文化の創造でもあった! 文学作品、新聞記事、評論、写真、絵画、デザインなどに表現された鉄道文化を、日本と世界の比較を通して描く。〔「鉄道という文化」(角川学芸出版 2010年刊)の改題,大幅な増補改訂を施し再構成〕【「TRC MARC」の商品解説】
鉄道とは、人類のドラマである!
その胸躍る軌跡のすべて
鉄道誕生から約二〇〇年――そこには、爛熟する豪華列車もあれば、等級制が生み出す人間模様もある。廃線問題が起こる一方で、座席や照明は進化し、激化するスピード競争はついにリニア開発までいきついた。他に類を見ない独特な文化を生み運んできた鉄道の全軌跡を、第一人者が新聞や文学、写真や絵画を渉猟して描き切る、壮大にして無二の世界史!
□初めて鉄道を知った日本人
□毎日記録更新! 万国スピード競争
□コンパートメントは犯罪の温床
□「旅の読書」誕生の秘密
□見知らぬ二等客男女の途中下車
□女性客も高級官僚も、トイレは我慢できない!
□日本にもあった、幻の「一帯一路」計画
□松本清張に新幹線小説がない理由
□プレゼンスを増す中国リニア開発
□最速から最適へ 中速列車で行こう!
□収益と公益のあいだで揺れる廃線問題
[目次]
第一章 のびゆく鉄道
第二章 コンパートメントと大部屋式
第三章 無謀なスピード競争は終わったが、スピードはわが命
第四章 鉄道旅行の時代
第五章 鉄道快適化物語
第六章 等級制と社会
第七章 日本にもあった「一帯一路」
第八章 鉄道はデザインの宝庫
第九章 高速鉄道の時代
第一〇章 豪華列車からクルーズ列車へ
第一一章 芸術が描いた鉄道
第一二章 リニア新時代と鉄道の公益性
「二等車は一等車の上流と三等車の大衆を分かつ、ちょっと曖昧な漠とした中間ゾーンであるだけに乗客心理は微妙であった。誰でも二等車に乗ると、あるいは乗れる身分になると、ほっと安心する。それでいい気になって、不遜な態度で乗務員に接する、知らぬ男女の二等客が思わぬ不倫関係で突如途中下車してゆく……」(「第六章 等級制と社会」より)【商品解説】
目次
- 第一章 のびゆく鉄道
- 第二章 コンパートメントと大部屋式
- 第三章 無謀なスピード競争は終わったが、スピードはわが命
- 第四章 鉄道旅行の時代
- 第五章 鉄道快適化物語
- 第六章 等級制と社会
- 第七章 日本にもあった「一帯一路」
- 第八章 鉄道はデザインの宝庫
- 第九章 高速鉄道の時代
- 第一〇章 豪華列車からクルーズ列車へ
著者紹介
小島 英俊
- 略歴
- 1939年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。三菱商事を経て,2006年までセ・デ・ベ・ジャポン代表取締役。2005年以降は近代史・鉄道史をテーマに著述業を本格化。鉄道史学会会員。著書に『流線形列車の時代』,『文豪たちの大陸横断鉄道』,『鉄道技術の日本史』,『新幹線はなぜあの形なのか』,『鉄道快適化物語』,『鉄道高速化物語』などがある。
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オタクも必見
2022/05/14 11:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道は、産業革命の象徴でもあります。鉄道は、資本主義経済発展の屋台骨となっただけでなく、社会変化に大きな影響を与えました。そこから、鉄道に関する色々な文化が出現します。本書は、それについて世界網羅的に多少日本のことを多めにまとめられたものです。オタク、オタク予備軍にも必見です。
紙の本
興味深い
2023/08/15 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の鉄道の文化史が、興味深く読むことができました。国によって、国民性が表れていたりして、面白かったです。
紙の本
2等には屁理屈をこねる嫌な乗客が
2022/06/02 22:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「衣食足りて礼節を知る」の言葉通り、戦前、戦後の日本の乗客マナーは非常に悪かったらしい、それは3等の乗客だけの事ではなく、2等の乗客も威張り散らして屁理屈をこねる人が多かったようだ、そういえば、鉄道ファンでもあった内田百けん氏も2等の乗客を同じような理由で嫌っていたという