商品説明
狩猟・採集・農耕の時代から現在、都市に暮らす私たちの心にまで残っているもの。
その心性の揺らぎや不安こそが、私たちの「生きづらさ」の底にあるのではないか。
自然と向き合い自然のなかで生きてきた人類史的時間に目を向けた臨床心理学者たちが現代社会の心性を探る。
魂において私たちがいかにして〈人間〉となったのかを解き明かす、現代ユング派を代表するW・ギーゲリッヒの重要論文「殺害」収録。
目次
- はじめに 新しい自然との関わりを探して 猪股剛
- 第1章 いのちの価値と心理療法 兼城賢志
- 第2章 都市生活者の風景イメージ 自然体験から浮き彫りになる現代意識の多層性 宮澤淳滋
- 第3章 自然について考えていったら山伏や採集者になってしまった話 成瀬正憲
- 第4章 心理面接の中にあらわれる自然 自然と心の繋がり、偶然性と自然の力 村田知久
- 第5章 動き続ける現代の心 日本昔話「おむすびころりん」をヒントとして 猪股剛
- 第6章 野生からの呼び声 心理療法と身体、殺害、そして踊ること 西山葉子
- 第7章 殺害 魂からの暴力について ヴォルフガング・ギーゲリッヒ
- おわりに 自然との対話から 河西直歩
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