相手選手を呼び捨てにしていない点が好印象でした。
2022/05/26 12:55
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年のプロ野球を制した東京ヤクルトスワローズの監督である著者が、昨年のご自身のチームを振り返る1冊です。後半は著者ご自身が現役時代の話が書かれており、著者独自の野球論が示されています。野球をしている皆さんにぜひご一読いただきたい1冊です。
個人的に最も感心し、好印象だったのは、対戦相手の選手を絶対に呼び捨てにしていない点です。
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投稿者:特急急行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年度、プロ野球にて日本一を果たした、東京ヤクルトスワローズ1軍、高津臣吾監督の著書で、チームの興味を抱く内容が盛りだくさんです。
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
第5章までは2021年のペナント・日本シリーズの総括、残りの章はチーム戦略(高津監督の考え)を惜しげもなく披露。野村ID野球を継承し、ビッグデータの活用で発展させる無敵戦略です。つまりデータを活用した戦略を立て、万全の準備をし、試合では「マインドセット」「絶対大丈夫」「全力プレー」。2022年も圧倒的な強さでペナントを制し、しばらくはヤクルトの天下が続くのではと思いました。ヤクルトファンは必読、他チームファンも読んで損はない本でした。
裏にこんなことが
2023/01/02 23:12
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり、ご苦労なさってるんですね。「育てながら勝つ」ということを大切にされています。そして、絶対大丈夫、という言葉。それに代表される言葉力もすごい。なんせ2年連続最下位からのペナント制覇ですから
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正直もう、いろいろなところで髙津監督のことやスワローズのことは読んだり見たり聞いたりしていたから、記念に買っとこう、本棚に飾っておこう、くらいの気持ちでこの本を買った。だがどうだろう、ひとたびページをめくってみると、止まらなくなった。知ってるはずの昨年のペナントレース、CS、日本シリーズ。成長した、覚醒した、あの選手たち。野村野球を引き継いだ「考える野球」について。髙津監督が語る言葉は何度読んでも、強く、温かく、優しい。もちろん、新しく知れたこともあった。あの采配のこと。あの選手のこと。1軍と2軍のこと。
さらにスワローズが好きになるし、野球が好きになる。そして何より、髙津監督に惚れる。いや、もう惚れた。
あのチームはどんなことを考えながら試合をしているんだろう、と、また一段階深く野球を見ることができそうだ。
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第1章 2021年かく戦えり
第2章 日本シリーズかく戦えり
第3章 運命の第6戦、涙の日本一へ
第4章 2021年を戦い終えて
第5章 スワローズのV戦士たち
第6章 育てながら勝とうじゃないか
第7章 スワローズ・ウェイと、野村監督の遺伝子
第8章 スワローズ・ウェイの完成に向けて
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前著、二軍監督の仕事の続編。
組織マネジメントの参考にしたい一冊。野村イズムをベースに、様々な土地で野球をされた経験などをブレンドし、独自のリーダーシップに昇華されている。目的に沿った組織づくりを前著から意識されていた印象。
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野村監督の下で新人から活躍し、その後メジャーなど様々な経験を積んできたからこその今がありそうだ。高津監督の性格などチーム内に反映されていて、若手も活躍しいいチームになっている。野村イズムからスワローズ・ウェイとしっかりと見据えられえてチーム作りに反映させているのも素晴らしい。2022シーズンの前半戦もすでにぶっちぎりの状態です。しばらくスワローズの強さが光り続けそうです。
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前著は「二軍監督の仕事」でした。それから
一軍監督に就任し、前年の最下位から2021年
には日本一になった高津監督率いるヤクルトス
ワローズ。
その強さの秘密は、彼が2017年から2019年ま
で、二軍で育てた選手が大きく飛躍したのもあ
あるが、一方で徹底したチーム作りに対するポ
リシーがあったのです。
そして勝つためにとにかく考えて続けています。
これは故野村克也氏の教えによるものでしょう。
強い、本当に強いチームを作るための秘訣を学
べる一冊です。
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二軍監督の仕事 よりも、ずっと面白い! チームビルディング、マネジメント、言葉を作る大切さ。仕事に参考になる話が詰まってて満足。
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選手時代に栄光の実績をもっているスター選手が、必ずしも名監督ではない、とは言われるものの、そもそも監督になれる人はある程度の実績がある人に限られます。
そして、その手腕を問われたとき、最下位から優勝というと結果ほど強いものはありません。
選手時代の高津さんから、二軍監督を経て、選手と監督、そして二軍と一軍、いろいろな違いを語られるリーダー本としてとても興味深く読むことができます。
読んだ人に、一人ひとりに違う接し方で接することの重要性と有効性を印象づけてくれます。
そして、それはとても難しいことも、さらによくわかる本です。
簡単にあきらめないために、成功した人の本は勇気をくれることは間違いありません。
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2軍監督の仕事も面白かったけど、1軍監督の仕事はまた別の内容になっていて興味深かった。
特に
p.51 人間とは面白いもので追いかけられる、迫られていると感じると途端に弱気になる
優勝できると思っていたのに、それが危うくなると精神的にピュアになったような発言が増えてくる
→本能であってそうなってしまうもの、焦らず冷静に
p.177 プロの世界でも選ばれた選手たちを目の当たりにして自信を失ってしまう選手がいる。このような弱気なマインドセットになったら、成長は止まってしまう。
→どんな世界でも自信って大事
p.183 「感情を素直に伝えた方が良いこと」「考えていても言わない方が良いこと」を区別すること。
→マイナスに働くような場合は感情に任せるのは禁物
p.187 自分の築いたものを一旦捨てて、監督やコーチの言葉を信じ自分なりに努力すると成長のチャンスは広がる
→こだわり過ぎるのは良くない、捨てるにしても自分なりに飲み込んで努力すればうまくいくかも。
p.259 監督が思っていることは全て選手にバレてるし、選手たちは監督が何を考えているかずっと観察している
→これは上司や教師も同じことが言えるはず。隠そうとしてもダメ。
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前半は2021年シーズンについての高津監督の心境をつづったもの。
後半はどういう点を工夫したのか、具体的な話があり、選手やコーチたちがどのような行動が変わっていったのかが分かる。
高津監督がいかに野村監督に影響を受け、尊敬していのかがとてもツヨクかんじる。また、野村監督から学んだことを次の世代へ進化させながら繋いでいくつもりなのか、感銘を受けた。
野村監督ファンの方には、特にオススメです。
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絶対大丈夫の動画を見てから高津監督のマネジメントは興味を持っていた。
前作の二軍監督の仕事も面白かったが、連続しての取り組みやシーズンの判断を振り返って当事者が話すのは貴重だと思う。
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さすが2年連続の日本シリーズ名勝負数え唄。
御本人が謙虚な感じなので、忘れていたが、
選手としては超一流の実績だし、
各国や独立リーグでの経験などもしている。
そりゃ良い監督になるわな、と思いました。
アレのためには負けられまへんな笑