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商品説明
【芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門(第73回)】土佐の牧野植物園へ飛ばしたり日差しとなりてわたしのからだ 残照に山山ありぬわが妻のあらざることも有彩色か 2016年に作った、「ねむらない樹」に発表した73首と、未発表歌327首をおさめた第10歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
閉ぢられてある鏡にて白鳥は漆黒の夜をわたりの途中
記憶を歌にする。
ますます研ぎ澄まされていく渡辺松男の歌は
限りなく清明で美しく生命溢れる。
【収録歌より】
土佐の牧野植物園へ飛ばしたり日差しとなりてわたしのからだ
団子虫のやうなる涙吊るすときここから俺は号泣をする
皺くちやの細目の奥のかなしみのその奥のおく虚空燦燦【商品解説】
著者紹介
渡辺 松男
- 略歴
- 〈渡辺松男〉1955年群馬県生まれ。東京大学文学部卒。「歌林の会」会員。現代歌人協会賞、ながらみ現代短歌賞、寺山修司短歌賞など受賞。歌集に「寒気氾濫」「泡宇宙の蛙」「歩く仏像」など。
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