「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
「黒い雨」訴訟 (集英社新書)
著者 小山 美砂 (著)
なぜ国は広島原爆による「黒い雨」の被爆者を切り捨てたのか。当事者の歩みをたどるとともに、米軍の被害軽視に追従した国の怠慢、非科学的な態度をあぶり出し、訴訟の全容と真実に迫...
「黒い雨」訴訟 (集英社新書)
「黒い雨」訴訟
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
なぜ国は広島原爆による「黒い雨」の被爆者を切り捨てたのか。当事者の歩みをたどるとともに、米軍の被害軽視に追従した国の怠慢、非科学的な態度をあぶり出し、訴訟の全容と真実に迫るノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ、被爆者たちは切り捨てられたのか――。
広島の原爆投下から70年以上を経て、ようやく語られ始めた真実の数々。
「黒い雨」による被ばく問題を記録した、初めてのノンフィクション。
----------
原爆投下直後、広島に降った「黒い雨」。
多くの人がその放射線を帯びた雨による深刻な健康被害に苦しめられていながら、「被爆者」と認めて救済する制度はなかった。
雨を浴びた住民らは国に援護を求めて訴訟提起したが、解決までの道のりは長く険しいものだった。
なぜ、国は黒い雨被爆者を切り捨てたのか――。
本書は当事者の歩みをたどるとともに、米軍の被害軽視に追従した国の怠慢、非科学的な態度をあぶり出していく。
戦後70年以上を経て、ようやく語られ始めた真実の数々。
「黒い雨」による被ばく問題、その訴訟の全容を記録した初めてのノンフィクション。
----------
なぜ、黒い雨被爆者は戦後七五年余りもの間、置き去りにされてきたのか。
そこには、被ばくの影響を訴える声を「切り捨てる」論理があった。
これに疑義を唱え、被ばくを巡る救済のあり方を問うたのが、「黒い雨」訴訟だった。
黒い雨被爆者がなぜ、どのように切り捨てられ、そして何を訴えて援護を勝ち得たのか。
本書は、黒い雨被爆者が「切り捨てられてきた」戦後を記録した、初めてのノンフィクションである。
その記録は長崎で、福島で、そして世界中で今も置き去りにされている放射線による被害者を救う道しるべになると確信している。
(「序章 終わらない戦後」より)
【商品解説】
目次
- 序章 終わらない戦後
- 1章 “降らなかった”黒い雨
- 2章 選別される被爆者
- 3章 雨が「卵形」に降るか!
- 4章 「黒い雨」訴訟
- 5章 私たちは、嘘はつけないの
- 終章 切り捨てられる被ばく
著者紹介
小山 美砂
- 略歴
- 小山美砂(こやま みさ)
毎日新聞記者。
1994年、大阪府生まれ。
2017年に入社し、希望した広島支局に配属。
被爆者や原発関連訴訟の取材に取り組んできた。
原爆報道キャップとなった2019年秋から、当事者の証言や思いを伝える連載「区域外の被爆者を訪ねて 『黒い雨』の原告は訴える」を開始。
以降、100人近くへの取材を通して被爆者援護の課題を発信してきた。
2022年4月~大阪社会部在籍。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「黒い雨」問題を知る入門書
2023/08/23 11:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は毎日新聞広島支局にいた駆け出しの記者だそう。短期間の赴任で、どこまで書けるのか、とやや訝しんで手に取ったが、歴史的経緯も踏まえた内容はしっかり充実しており、きちんと取材し、分かりやすくまとめてある。専門家には物足りない部分もあるのだろうが、なぜこのような問題が戦後70年以上たっても続くのか、この問題の本質は何かということを知るための入門書だ。
紙の本
黒い雨訴訟で原告側を支援した新聞記者のルポです。
2022/08/06 13:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は現役の新聞記者。広島支局に配属された縁で黒い雨訴訟に携わり、原告側を支援。実際に原告側勝訴を目の当たりにし、その体験を新書にまとめたルポの1冊です。
黒い雨訴訟は広島でも大きな話題となっていました。詳しく知ることができるかと思い、当書を購読しました。原告側の声が心に響き、勝訴して良かったと改めて思いました。