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紙の本
韓国の変化日本の選択 外交官が見た日韓のズレ (ちくま新書)
著者 道上 尚史 (著)
近くて遠い隣国、韓国とどう向き合うべきか。長きにわたり韓国に駐在し、現地事情に精通した外交官が、韓国市民の本音や日本観を冷静に分析。中国や世界も視野に、日本の進むべき道を...
韓国の変化日本の選択 外交官が見た日韓のズレ (ちくま新書)
韓国の変化 日本の選択 ――外交官が見た日韓のズレ
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商品説明
近くて遠い隣国、韓国とどう向き合うべきか。長きにわたり韓国に駐在し、現地事情に精通した外交官が、韓国市民の本音や日本観を冷静に分析。中国や世界も視野に、日本の進むべき道を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
飛躍的な変化を見せる韓国とどう向き合うべきか。長く韓国に駐在し、現地事情に精通した外交官が、韓国市民の日本観を冷静に分析。日本の進むべき道を提言する。従軍慰安婦や徴用工問題をめぐる歴史認識、経済、教育から感染症対応まで。日本と韓国の認識の溝がますます深まっている。日本が経済成長を遂げ二〇世紀型国家として成功し、アジアを牽引した時代はすでに過去のものとなった。一方、韓国はグローバリゼーションに適応し、飛躍的な変化を見せている。この現実から目を背けず、近くて遠い隣国とどう向き合うべきか。長きにわたり韓国に駐在し、現地事情に精通した外交官が、韓国市民の本音や日本観を冷静に分析。日本の進むべき道を提言する。【商品解説】
長きにわたり韓国に駐在し、現地事情をもっともよく知る外交官が、韓国市民の本音や日本観を冷静に分析。日本の進むべき道を提言する【本の内容】
著者紹介
道上 尚史
- 略歴
- 〈道上尚史〉1958年大阪生まれ。ハーバード大学修士。在中国大使館公使などを経て、駐ミクロネシア連邦大使。著書に「日本外交官、韓国奮闘記」「外交官が見た「中国人の対日観」」など。
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韓国の話より「驕っている日本を戒める」のがメインの内容です。
2022/09/21 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
韓国に多く関わって来た外交員の著者が、韓国社会や韓国人のものの考え方の歴史的変化について言及した1冊です。
しかし、当書は韓国の話より、「過去の成功に驕って最近は努力をせず、結果世界から取り残された日本を戒める」という話がメインとなっています。
著者の成長しない日本を厳しく戒める話はいかにもごもっともで、日本の驕りを反省させられる内容です。多くの日本人の方々に読んでいただきたい「説教書」です。
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日韓のズレは思い込みでできたのか
2022/08/29 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は外交官として韓国(大韓民国)のみならず中国(中華人民共和国)にもおり、「韓国の変化 日本の選択」という題名を越えて中国との関係にも触れる。
ご承知の方も多いと思うが、韓国はアジア金融危機で厳しい事態に陥ったにもかかわらず、経済成長を経て、GDPも大きく、国民一人当たりは日本を越えたといわれる(日本が伸びなかったことが大きいが)。しかし、日本人の意識は30年以上前のままかもしれない。
構成として、第1章で韓国社会の変化、第2章は韓国の日本観ー2011年~22年、第3章 日本側が留意すべき点、第4章 日本の前を行く中韓、第5章 日本の心理と選択ー傲慢と憤懣を超えて である。
全体を見て、エピソードが中心の印象はぬぐえない。定性的と言っていいのでは。そのため、分かりやすい書である。外交官として赴任した当時のことが中心のため、その後の変化について読者にゆだねられている。
それでも、日中韓協力事務局という韓国で発足された国際機関の話が出てくる。著者はこの組織の事務局長についており、この3国で経済的にアジアだけでなく、世界で大きな位置を占めていることを、グラフを使って説明する。ここは注目してもいいと思う。
日本が高度成長を経て、経済的に豊かになって、一億総中流と言われた時代を生きた高齢者は、その当時の感覚で中韓、特に韓国を見るところから抜け出ていないように思う。
また、バブル崩壊後、約30年、ほとんど成長もなく、賃金の上がらない時代しか経験していない層は、また違った見方であるが、中韓、特に韓国を正確にとらえていない現実があると思う。
著者は韓流人気といわれるのと違った角度からの見方を提起する。日本の学生や労働者のレベルが中韓と比べて立ち遅れも危惧する。
一読の価値がある本である。