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読割 50
紙の本
エゴイスト (小学館文庫)
著者 高山 真 (著)
10代で母親を亡くしたゲイの斉藤浩輔は、病気の母親を持つ美形の青年・中村龍太と恋に落ちる。失われた実母との日々を、龍太と龍太の母に重ねる斉藤は、彼らを救いたいと願うのだが...
エゴイスト (小学館文庫)
エゴイスト
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商品説明
10代で母親を亡くしたゲイの斉藤浩輔は、病気の母親を持つ美形の青年・中村龍太と恋に落ちる。失われた実母との日々を、龍太と龍太の母に重ねる斉藤は、彼らを救いたいと願うのだが…。2023年公開映画の原作。【「TRC MARC」の商品解説】
「愛した彼は体を売って、生きていた」
2023年初春、本作品の映画化が決定。出演は鈴木亮平、宮沢氷魚。文庫版には鈴木亮平の特別寄稿を収録。
「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ」。14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。
龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、愛のカタチ。
【編集担当からのおすすめ情報】
【著書プロフィール】高山 真
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる傍ら、エッセイストとして活躍。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)、『羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界』(集英社)、『愛は毒か 毒が愛か』(講談社)など。2020年没。【商品解説】
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電子書籍
号泣でした
2023/03/22 00:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひーたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛とは。生きるとは。死ぬこととは。
本書のタイトルが辛すぎます。
鈴木亮平さんのあとがきも素晴らしかったです。
読んで良かった。
電子書籍
映画よりおすすめ
2023/03/07 08:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キューピー - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観てからこちらを読みました。映画も良かったのですが、やはり原作がすばらしい。
皆、誰かの子であったり親であったり、愛する側であり愛される側であり。登場人物の言葉や心理描写が、それぞれの読み手と重なるのではないかと思います。
エゴイストとは、愛するとは、と読後も考えさせられます。
そして作者が、今は穏やかに楽しく過ごしていることを願わずにはいられません。
紙の本
既に再読したい
2023/04/12 09:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画も観に行きました。
LGBTG+の話だが主題はそこではなく、無償の愛とエゴイズムの曖昧な境界線を考えていく話。
凝った表現がなく、ただ純粋な葛藤を読んだ気持ち。
誰も悪くなくて全員が善人なのに残酷ともいえる哀しい話ではある。
巻末、鈴木亮平さんの解説が圧巻。
電子書籍
LGBTQ
2023/09/11 03:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、色々と取り上げられているLGBTQのお話です。重いテーマなんだけど、映画を見た知人から読むようにと勧められて読了。自分は映画は見ていないのですが、このまま原作に忠実に作成ならば、良い映画だったんだろうなと。
紙の本
序盤と後半でがらりと変わる
2024/01/20 21:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chiiho - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性同士の恋愛の話かと思ったら広い範囲の愛の話だった。
登場人物が誰かのために自己犠牲する悲しい物語はしんどくなってしまって正直苦手ジャンルなんだけれども、それでも最後のシーンの会話には結構じーんとさせられて、読んで良かったなと思わせられた。これから始まるっていう言葉選びが、光差し込むような感じでよかった。
自伝小説って初めて読んだんだけど、読む人を感動させようって作られた物語感があんまりなくて、心情のリアル感が感じられるなと思ったのは自伝小説だからなのかな〜