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紙の本
監禁探偵 (実業之日本社文庫)
著者 我孫子武丸 (著)
山根亮太は下着を盗もうと女性の部屋へ忍び込むが、そこには死体が! だが自室に少女・アカネを監禁している亮太は、警察に通報できない。手錠で拘束されたアカネが、事件の背景につ...
監禁探偵 (実業之日本社文庫)
監禁探偵
05/02まで通常858円
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商品説明
山根亮太は下着を盗もうと女性の部屋へ忍び込むが、そこには死体が! だが自室に少女・アカネを監禁している亮太は、警察に通報できない。手錠で拘束されたアカネが、事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが…。〔2019年刊にショートショート「アカネ−another night−」を収録〕【「TRC MARC」の商品解説】
下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。
彼は警察に通報できない。
アカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。
犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、
事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが……。
解説の大山誠一郎氏も絶賛。
多彩な作風を誇る著者が挑む、キャラミスと本格推理のハイブリッド!【商品解説】
私を殺したやつを、あたしは許さない……名作『殺戮にいたる病』著者が人間心理の歪みに迫る、驚愕のミステリ。待望の文庫化!【本の内容】
著者紹介
我孫子武丸
- 略歴
- 1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。
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安楽椅子探偵
2022/10/24 18:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何とも不穏なタイトル、粘着質男に監禁されてしまうロリータ少女・アカネ。ところが男が盗撮していた女性が刺殺され男は窮地に。アカネの名推理発揮と何時しか力関係も逆転。安楽椅子探偵の系譜ですが、監禁された少女が探偵という大胆な設定。探偵役なのに犯人と疑われたり捻りも充分。第2章ではひき逃げ事件の被害者として入院中の病院での出来事なので監禁されているわけでは無いが、ナース転落死事件が解決した後の展開に吃驚させられる。第3章で明かされる彼女の過去も凄絶。監禁は人格形成阻害する最悪な行為だな。漫画・映画も見てみよう。