隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる
著者 海山蒼介(著者) , 海原カイロ(イラスト)
秘密の任務を請け負って高校に潜入した暗殺者・黒木猫丸は驚愕した。「待っていたぞ、私と同じ闇の世界の住人よ!」謎の少女が他の人間とは一線を画するオーラで呼びかけてきて――お...
隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる
商品説明
秘密の任務を請け負って高校に潜入した暗殺者・黒木猫丸は驚愕した。「待っていたぞ、私と同じ闇の世界の住人よ!」謎の少女が他の人間とは一線を画するオーラで呼びかけてきて――お前が俺の標的(ターゲット)“紅竜(レッドドラゴン)”なのか!? (※いえ、ただの中二病です)寝言で猫丸の名を呼ぶのも、手作りのお弁当をお裾分けしてくるのも、普段は不敵で仰々しいくせに時折無邪気な笑顔を見せてくるのも、俺を油断させるためだとでもいうのだろうか・・・・・・!一方、紅音も勘違いしていた。「私と同じ中二病の同志と巡り合えるなんて・・・・・・」(※いえ、本物の暗殺者です)中二病と暗殺者。なにもかも違うのに「闇の住人」同士は惹かれあう!
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【同じ闇を持つからこそ惹かれ合う、この世界で生きる同志に巡り合う】
2023/10/27 23:20
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗殺者と厨二病少女が邂逅する物語。
認識の齟齬とは、時として思いもよらぬ相乗効果を生む。
極秘任務の為に一般高校に潜入した暗殺者、猫丸はただならぬオーラを放つ紅音に眼を奪われ驚愕した。
互いを互いで誤解した故に起こるすれ違い。
しかし、それは悲しい物では無く、距離が何処と無く近付いてしまう滑稽なすれ違い。
暗殺者も厨二病も、心の底に秘めたる闇は似た者同士。
勘違いから繋がった彼らの初々しい縁は。
間違いだらけのトンネルを如何様に駆け抜けて行くのだろうか?