小さいコトが気になります （ちくま文庫）

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私が読んだのは単行本版だ。
正確に書くと星3.9。
話のタイトルは全て~かの確認となっているのだが、話の内容がタイトル通りに面白かった。
益田さんらしさがよく出ていたと思った。

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益田ミリさんの毎日の中で確認することを書いた本です

益田ミリさんの本を読むと疲れが取れる
たくさん頭の中に抱えてたことが、一回スーって消えるような気がします

特にカフェや食べ物の話が好きです

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感想
家の鍵をかけたか…。その時の本人にとっては生死を分けるほどの問題。他人から見れば、後から振り返ればしょうもない問題。でもやっぱり気になる。

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益田ミリさんの、ゆるっとするっと読めるおはなし、だいすき。今回もほんとうにするっと読めて、肩の力がスッと抜ける感じ味わえた！

p.103 急いてはことを仕損じる。短期は損気。果報は寝て待て。石ノ上にも3年。待てば海路の西日和あり。「待つ」に重きを置いた、多くの教訓。そうなのだ。私たちは、急ぎすぎている。飛行機が到着したときのことを思い出してほしい。ランプが消えの家から、ガチャガチャとシートベルトを外し、ランプが消えれば、血眼になって手荷物を下ろし始める。そういう私も、毎度、前後、左右の人々との小競り合いを取り広げているわけである。どうしたと言うのだ。老若男女のあの剣幕。どんどん激化している気がする。まるで、家の近所の神社の秋祭恒例「餅まき」位の先である(超怖い)。映画業界を見習って、飛行機もサプライズを考えてはどうだろう。到着後、天気長の子話が流れてくるとか。いらないか。とにかく、我々はもっと落ち着いたほうがいい。手荷物はゆっくり下ろし、エンドロールが終わるまで待ち、私は名画を2倍速で観るの禁止である。

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益田ミリが身の回りの、小さいけど気になることを綴ったエッセイ集。

そうそうと思えることも多数で、苦笑しつつも少しホッとした。(笑)
デパ地下の確認、コンビニでのハーゲンダッツの確認、モンブランの確認、買い物カゴの確認、間取りの確認、片付け本の確認など。

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些細なエピソードを少しどきっとする視点で語ってくれている。漫画の方が記憶に残る事を再確認。知性が足りないのかなあ。

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益田ミリさんが「確認したい」諸々のこと。同じ確認を、するものとしないものがあるのは、面白さのひとつ。考えてみたら、私は確認することよりも、確認しなかったことを後悔することの方が多いような気がする…

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気になることが一緒で「わかる〜！！」と共感できる部分が多かったです。
間取りの確認と100円ショップの確認は激しく共感しました。

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2023年一冊目。穏やかに笑えて面白かった。エンドロールの確認もあるあるだったし、棋士のメニューなんか将棋のルールも分からいくせに、彼らの食べているスイーツがつい気になってチェックしてしまう。もっと読んでいたかった。

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片付け本の確認の気持ちがよくわかる…！
片付け本に限らず、インテリアの雑誌を見るけれど高くて買えないしセンスもないのに、素敵だなぁと確認しがち。