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逆求婚のお相手は憂鬱な皇帝 恩返しとしての不作法な偽装結婚 (一迅社文庫アイリス)
帝国の辺境にある〈森の国〉の王姉エデトは、幼い弟王の力になってもらうため、皇帝クリュサルの見合いの会にもぐりこむ。婚姻する気がない彼の偽装婚約者になることを申し出るけれど...
逆求婚のお相手は憂鬱な皇帝 恩返しとしての不作法な偽装結婚 (一迅社文庫アイリス)
逆求婚のお相手は憂鬱な皇帝 恩返しとしての不作法な偽装結婚【特典SS付】
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商品説明
帝国の辺境にある〈森の国〉の王姉エデトは、幼い弟王の力になってもらうため、皇帝クリュサルの見合いの会にもぐりこむ。婚姻する気がない彼の偽装婚約者になることを申し出るけれど、思わぬ事件に巻き込まれて−!?【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
続刊希望。
2023/08/30 09:37
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝国の辺境自治領「森の国」の王姉であるエデトは、幼王となった弟の後ろ盾になってもらうべく帝都へ向かった。
そこで事情があって皇妃を拒んでいた皇帝に偽装結婚を提案される。
弟の後ろ盾を受けてくれた彼への恩返しとしてそれを受け、共にいるうちに彼の抱える絶望を知り、支えたいと思うようになるが、同時に自身も知らなかった出自へ皇室の秘密を知って。
弟想いでひたむきな主人公の行動で、絶望していた皇帝が前を向く話。
面白かったんだけど、どう言い繕うとも神告はほぼ占いなんでは?という気持ちになってしまった。
その辺りの設定がキモなのに、ちょっとわかりにくくて残念だったかも。
ただキャラがそれぞれ魅力的で、良い面も悪い面もあり、人間くさくてとても良かった。
特にひたすら前向きに行動していたエデトが、突然自分の見ていた世界が崩れ去って不安でいっぱいになったときの「記憶を全て消し去って、誰も知らないところで何も考えない石になってしまいたい」の一文が好き。
無力感と絶望をとてもよく表現してたと思うし、そこから陛下がすくい上げてくれた流れも良かった。
互いに絶望から救っているんだね。
二人の未来が読めないのは惜しい。