濱地健三郎の幽たる事件簿
著者 有栖川有栖(著者)
年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足...
濱地健三郎の幽たる事件簿
商品説明
年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足を運ぶほどだ。助手の志摩ユリエは、得技を活かして、探偵が視たモノの特徴を絵に描きとめていく―。郊外で猫と2人暮らしをしていた姉の失踪の謎と、弟が見た奇妙な光景が意外な形でつながる(「姉は何処」)。資産家が溺死した事件の犯人は、若き妻か、懐具合が悪い弟か?人間の哀しい性が炙り出される(「浴槽の花婿」)など、驚きと謀みに満ちた7篇を収録。ミステリの名手が、満を持して生み出した名探偵。待望のシリーズ、第2弾!
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シリーズ第2弾です
2023/02/19 07:58
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集です。
霊が出てくるお話ですが、ホラーというほど怖くなく、むしろ少し人情味のある内容が多いです。自分が一番好きなのは、噺家が主役の「饒舌な依頼人」です。
濱地探偵の冷静沈着で、素早く解決してくれる様が小気味よいです。テレビドラマにしても楽しそうだと思いました。シリーズ化してほしいです。