紙の本
前著の補足として読めば楽しめる
2024/05/05 13:00
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』がとても良かったので、こちらも読みました。FIREの概念を思考法という新しい切り口で語るというコンセプトで気負って書かれたようですが、30代前半でそこまで深い思考ができているわけでもなく、無理しているなぁという感じがしました。FIREしようと思った動機やFIREに向けて邁進しているときの生活ぶり等について所々書かれていて、そういう部分の方が前著のサイドストーリー的に楽しめました。
FIREを目指す人はこの本より断然、前著を読むべきだと思います!
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具体的な投資手法ではなくFIREを達成するための考え方について記述した本
主体的に行動するための考え方が記されている
目新しい内容はあまりなく、他の自己啓発系とかのほんと内容は大差ない
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2023/08/26:読了
本の表紙の上に書いてある『経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法』という本。
思考法の本なので、自分には、あまり役に立たない本だった。
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30歳でFIREを達成した著者による、主にマインドセットについて紹介する一冊。
FIRE自体にフォーカスしているというよりは、著者がこれまでの経験から大切だと思うもの、大切にしていることを述べている。
自分を知ること、社会とよい関わりをもち続けること、そして考えつづけること。
FIREに限らず、閉塞感のある現代社会を生きるために参考になる考え方が多く述べられていると感じた
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fireに興味があり読書
FIREというより人生論であり、様々なものごとの捉え方、取り組み方、TIPSについて幅広く記載された本。大事なこと、よいことは言ってくれている。
一方で投資についても詳しく考え方、進めが記載されており良著。
メモ
・意思力の最適化
無の視界を構築する 机は聖域
PCのアプリは隠し、ウインドウも都度閉じる
ものの棲家を決めておく
よくつかうものは暗記
後回ししない
シングルタスクを意識
・相手に想像力を働かせる。
・自己効力感とは目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること
・
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FIREしたい人が購入すると、うーんという感じ。
新しい思考を取り入れたい人におすすめかな。
※以下気になったフレーズ。
多様な人間性を知り、【人を毛嫌いしないこと】に尽きると思います。
苦手な人間も時にスパイスになる。と考えるのも一興。
違いを認め、自分と異なる人間を面白いと思う好奇心こそが、多様な人を引き寄せ、結果的に人間としての幅を広げる。
noblesse oblige
お金や能力、社会的地位がある人は、より大きな義務と責任を伴う。
自己効力感とは、目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。
コントロールできないものに対して、こうあってほしい。と思うから人間関係の執着が生まれる。
相手に求めたくなったら、己が行動せよ
誰かの役に立ち、感謝されると嬉しい
他人の言説に惑わされすぎるのは考えもの
人は自分が知っている世界の中でしか、可能性を見出せません。
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FIREを早期退職という意味ではなく、主体的に生きる手段だという考え方のもと、その思考法や実践したことが書かれた一冊。
人生を生きるうえで根本的に考えなくてはいけないことを気付かされた。
日本は治安も良く、教育も整っているため、何の疑いもなく大学に行き、就職活動をし、一般企業でサラリーマンをしている。
でも人生の本質って何だろう、自分がやりたいことって何だろうと考えた時に、今の生活が最適かと言われると少し迷う部分がある。
人生を主体的に生きるために、本書に書かれていることから始めてみようと思う。
途中コラム的な形で、投資の考え方やポートフォリオが紹介されていたが、特に投資信託とETFの違いが大変わかりやすかった。
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給与の8割を投資にまわし、30歳で7000万円貯めてFIREした著者による、FIREや人生について考えて体感した、主体性を高める思考法
ご自身の人生を振り返りながら得られたマインドセットが前書よりも詳しい。
現在の立場を踏まえての社会とかの関わり方など芯がしっかりしたFIRE論
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著者の物事、お金、人生に関する考え方がぎゅっと詰まった本。30歳で7000万を貯めてFIREするまでとFIRE後の心境の変化についても書かれている。海外経験が豊富な方なので、本を読んでいるだけで旅に出かけたくなった。色んな国に行き、色んな人達に出会って得られる経験はかけがえない。また、お金は大切だが、それ以上に主体的に考えて生きることが重要である、と繰り返していた。
【以下、参考になった部分】
「段取り」と「仕組み」の大切さ。積み上げられるものをKPIにする。買えば買うほど積み上げられる配当金をKPIにして、配当額を記録につけることでモチベとメンタルが保たれる。
お父さんの言葉。「外国語を1つ、楽器を1つ、スポーツを1つ得意にすれば、世界のどこに行ってもたのしく誰とでも友達になれる」
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FIREなんてケシカラン風のおじさんたちにもぜひ読んでほしい本。
人生論。マインドセット。まるで哲学書のよう。
FIREを否定する人たちからは「手っ取り早く楽して儲けたい」というような甘っちょろい思想と勘違いされてる節があるが、この本を読めば決して一朝一夕でできるものではないことがわかる。
著者は悩み苦しみながらも試行錯誤を繰り返し、人間としての総合力を地道に磨いて今に至っており、尊敬の念が絶えない。全人類マストバイ。
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著者の掲げるFIREとは、早期退職して働かないことではない。「経済」と「精神」の自立を得て、自由で主体的な人生を描くこと。
大切なことを、たくさん教えてもらいました。
① 「意志力の最適化」のために、机には本当に必要なモノしか置かない。後回しにせず、前に回す(脳のメモリを消費するので、先に片付けてしまう)
②利他の精神を持って、心地よく生きる。そのために相手の心を開く「傾聴力」を持つ。相手の期待を少しだけ上回る。
③ 腹筋ローラーで筋トレする。肉体を鍛えることは精神を鍛え、自分を大事にする。
④ 「返報性の原理」。どうしたら相手に喜んでもらえるかを考える。
⑤ 大きな課題は「場数」をこなす。挑戦無くして前進なし。退路を断ち、自分を鼓舞する。
⑥ 「人生で達成したい100のリスト」を作る。書き出した目標が、人生の羅針盤になる。
⑦ 「小さなコツコツが、とんでもない自分を生む」。これはイチローも同じことを言っている。完璧でなくてもいいから、それでも歩みを止めない。
⑧ 利益のための投資から、社会的投資という考えへシフトする。お金は人の役に立った結果として得られるもの。
⑨ 「全集中」するために、1.(必要なもの以外)もたず、2.(家に)こもらず、3.後まわさず。
⑩ 投資で自己破産に至る理由として最も多いのは「当初の目的を見失ったから」。
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FIREするための実践的な投資方法については、1割ぐらいしか書いてない。
FIRE後の人生観や、FIRE前の仕事に対する姿勢が主な内容である。
FIREというより、自己啓発に関する本である。
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この本はFIREという生き方の源泉を問うもので、方法論ではない。
著者はFIRE(働かないことではなく自由で主体的に生きる)という生き方の先駆けと云ってよいだろう。
その生活はストイックそのもの。30歳で会社員を止めるまで給料の8割(比較的高給の三菱とはいえ)を貯めて資産運用資金とする。階段は身体造りの資産として60階のオフィスへは階段で登る。一年で中国語をマスターする。
著者が中学から資産形成に興味を持ったことは、家が豊かでなかったこと。何かが満ち足りていないことは、それを充足させることを深く考えるチャンス。
北京大学留学中、中国人や韓国人学生の勉強量、熱意が自分や友人の東大生と比較しても歴然とした差があったことから愕然とし、猛然と勉強を進めたという。
FIRE後一年間農家で働くなど、その生き方や考えも素晴らしいと感じた。少しでも自分に吸収出来れば…。
そんな著者ですらFIRE後でも、どんな状況でも人は不満を感じ、油断すると理想的な環境ですら当たり前になり感謝を忘れる。
しかも現代社会は、あの手この手を使って人々の財布を狙うし、スマホやSNSのように人の時間を奪うためのものが氾濫。自分で情報を主体的に取りに行くには読書。
Twitterはリスト機能の活用(広告表示なし?)
最後に少し投資情報
MSCI(低配当・高増配)アッヴィ(高配当・高増配)ディア(大手農機具メーカー・AI自動トラクター)
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30歳でセミリタイアした著者の思考法や過去の経験から得た教訓について書かれている。
著者自身が若くして節制を継続して7000万の資産を築いてリタイアするという人並外れたことを成し遂げていてその裏でどのようなことを考えて行動していたか、またFIRE後の暮らしなど興味深い。
資産形成や投資手法についてはあまり多く書いていない。投資本というより人生訓という感じ。
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本書の著者は、FIREの文脈でネット記事でよく見かける。30歳でFIREを達成している。
本書を手に取る人の多くは、FIREに至るための方法を求めていると思う。しかし、実際の投資方法など具体的な方法にはあまり焦点が当てられておらず、少しがっかりした。内容のほとんどはタイトル通り「思考法」となっている。
確かに「FIREするための方法」に関する書籍は他に多くある。それなら、著者自身のFIRE後の生活など、他にはない著者自身の体験をもっと知りたかった。
著者の考えるFIREとは、「早期退職して働かないこと」ではなく、あくまで主眼は「自由と主体性」にある。これには納得した。支出を切り詰めて資産を築いて、いざFIREしたとして何が得られるのか?退職して自由な時間ができても、それだけでは暇を持て余すかもしれない。自分も人生を豊かにする方法を考えたいと思った。
「5億あったら何を買うか?」という問いも面白かった。もし金銭的な制約がなくなったら、何をしたいか?お金はあくまで手段だということを思い出せる。
タイトルの「シンFIRE論」。最近、接頭語に「シン」をつける表現を目にする。やっぱりこれの元ネタは「シン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン」か?