「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
東北史講義 近世・近現代篇 (ちくま新書)
米穀供給地として食を支え、近代以降は学都・軍都として人材も輩出、戦後は重工業化が企図された東北。その近世・近現代史を「中央との位置」「各地との交流」「中央の影響力のもとで...
東北史講義 近世・近現代篇 (ちくま新書)
東北史講義【近世・近現代篇】
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
米穀供給地として食を支え、近代以降は学都・軍都として人材も輩出、戦後は重工業化が企図された東北。その近世・近現代史を「中央との位置」「各地との交流」「中央の影響力のもとでの地域の独自性」という視点から描出する。【「TRC MARC」の商品解説】
米穀供給地として食を支え、近代以降は学都・軍都として人材も輩出、戦後は重工業化が企図された。度重なる災害も念頭に、中央と東北の構造を立体的に描き出す。
「東北」とは、幕末から近代において作られた言葉である。古代以来の律令制国たる陸奥・出羽二国の領域を「東北」と呼称して、地方の一体性を強調する現象が発生していくのは、主に近代以降のこと。時としてそこには「後進」や「周辺」の意味が込められている場合がある。本書は、この問題関心のもと、近世・近現代の東北史を三つの視点から描写する。一点目は、中央との位置。二点目は、各地との交流。三点目は、中央の影響力のもとでの地域の独自性である。【商品解説】
米穀供給地として、近代以降は学都・軍都として、戦後は重工業地域として。度重なる災害も念頭に、中央との構造を立体的に描き出す。【本の内容】
著者紹介
東北大学日本史研究室
- 略歴
- 柳原 敏昭(やなぎはら・としあき):責任編集。東北大学大学院文学研究科教授。/堀 裕(ほり・ゆたか):責任編集。東北大学大学院文学研究科教授。/安達 宏昭(あだち・ひろあき):責任編集。東北大学大学院文学研究科教授。/籠橋 俊光(かごはし・としみつ):責任編集。東北大学大学院文学研究科准教授。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
個別テーマで時代相を象徴
2023/04/08 21:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
講義シリーズでは初の地域史版。それが東北史なのは、同地方の有する独特の地域性ゆえだろう。開発や飢饉・災害といったキーワードが目立つように感じた。各講義とも、広大な東北史を限られた頁数で叙述するのに苦心したのか、個別的なテーマを取り上げて時代相を象徴させているようだ。
紙の本
事実上の下巻・十分に楽しめる内容でした。
2023/06/10 15:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書はちくま新書レーベルで同時に刊行された『東北史講義』全2冊のうち2巻目で、事実上の下巻にあたります。
こちらは講義数は全15講で、上巻と同じ数です。一方、当書にコラムはありません。上巻と同様、各項全て違う著者が著しています。
上巻に負けず、下巻も十分に東北地方の歴史を楽しめる内容でした。東北の歴史を探究する識者がこれだけ多く勢ぞろいしたことに驚きつつ、感激しました。