「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
とわの文様 書き下ろし長篇時代小説 (角川文庫)
著者 永井 紗耶子 (著)
着道楽のあいだでも評判の呉服屋・常葉屋を切り盛りする箱入り娘の十和。兄の利一は面倒事を背負い込む名人。ある日、やくざ者に追われる妊婦を連れてきてしまい…。呉服屋の看板兄妹...
とわの文様 書き下ろし長篇時代小説 (角川文庫)
とわの文様
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
着道楽のあいだでも評判の呉服屋・常葉屋を切り盛りする箱入り娘の十和。兄の利一は面倒事を背負い込む名人。ある日、やくざ者に追われる妊婦を連れてきてしまい…。呉服屋の看板兄妹が織りなす、きらびやかな江戸の人情物語。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物に五月蠅い江戸っ子たちにも評判のお店。
箱入り娘のとわは、失踪した母の代わりに店を盛り立てようと日々奮闘している。
芝居を愛する兄で若旦那の利一は、面倒事を背負い込む名人。
犬猫を拾う気軽さで、ヤクザ者に追われる女性を連れて帰ってくるが、それにより大騒動が巻き起こり……。
【商品解説】
目次
- 序
- 麻の葉の文様
- 蜘蛛の文様
- 更紗の文様
- 終話
収録作品一覧
序 | 5−12 | |
---|---|---|
麻の葉の文様 | 13−87 | |
蜘蛛の文様 | 88−170 |
著者紹介
永井 紗耶子
- 略歴
- 1977年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010年、「絡繰り心中」で第11回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。2021年、『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で第40回新田次郎文学賞、第10回本屋が選ぶ時代小説大賞、第3回細谷賞を受賞。他に『大奥づとめ』『福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得』『帝都東京華族少女』『横濱王』『広岡浅子という生き方』などがある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
とわの文様
2023/09/26 10:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
呉服屋の常葉屋の看板娘・十和と若旦那・利一。頭はいい利一だが何故か面倒事を連れてくる。そのたびに巻き込まれる十和。兄弟のドタバタ劇が謎を解き明かす。
ある日、利一が子供を身籠った女性を家に連れてきた、誰?(麻の葉の文様)
利一が辻斬りに襲われた、何故?(蜘蛛の文様)
茶屋で働く女性の家出の過去、何故?(更紗の文様)
母・律の行方不明になった理由が次作から語られるのでしょうね。それはそれで楽しみですが、利一が次に連れてくる面倒事も何故か楽しみです。
紙の本
気持ちの良い人情噺
2023/07/16 15:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
粋な若旦那と意外と強い妹のお嬢様の、うまい連携が光る人情噺。二人の母親が、いきなり行方不明となるが、そのこととはあまり関係なく、物語が展開していく。兄妹は、周囲の人の思いやりの中で、遭遇する厄介ごとをうまく解決に持っていく。その流れが、気持ちがいい。