稀色の仮面後宮 二 海神の贄姫はすれ違う想いを繋ぐ
著者 松藤かるり(著者) , Nardack(イラスト)
董珠蘭(とう しゅらん)は一度見たものは忘れない。その抜群の記憶力を生かして後宮の事件を解決し、不死帝となった兄の助けとなっていた。 そんな折、故郷から不漁による減税の嘆...
稀色の仮面後宮 二 海神の贄姫はすれ違う想いを繋ぐ
商品説明
董珠蘭(とう しゅらん)は一度見たものは忘れない。その抜群の記憶力を生かして後宮の事件を解決し、不死帝となった兄の助けとなっていた。 そんな折、故郷から不漁による減税の嘆願がきたことを知る。 贄姫だった自分が逃げ出したせいかと気にかかり、不死帝の隠し子である劉帆(りゅうほ)の視察に同行することに。 しかしそこで、珠蘭と劉帆は聚落の者たちに捕らえられてしまう。そこで知ったのは、国に仇なす故郷の闇だった。 偽りに満ちた後宮で、珠蘭の人を信じる行動は波紋を広げていき――後宮ミステリー待望の第二巻。
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続きは気になるけど、読むほど兄の評価が下がるのどうにかならんか。
2024/02/10 00:44
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
色覚異常と絶対記憶を持つ女官珠蘭と、不死帝の秘密を抱えた劉帆の物語2巻目。
劉帆と共に故郷に視察に向かい、故郷が祖国を裏切って他国と密約を結んでいることを知らされる。
そして他国の手が後宮にも及び、襲撃によって不死帝である兄が負傷するまで。
兄の出番増えれば増えるほど評価が下がるんだけど?
自分の判断で珠蘭に情報を伏せて危険にさらし、不死帝に徹しきれずに沈花妃を危険にさらし。不死帝の秘密まで。
お兄様何一ついいところがないが。この二人のロマンスも萌えないし。
一方で主役二人は珠蘭が無知無垢で恋心がわからないけど、二人とも自分の気持ちは素直に話すから大きく拗れないし、ヤキモチをやいても互いを信じているからすれ違わないのがとても良い。
珠蘭はずっと幽閉されてきたから自分の感情にも恋心にも無知なのは仕方ないと思うし。
まぁでもこの二人も明らかに他国の間者よりも互いの命を優先させて見逃したので、国の危機を誘発して放置した点はマイナスだよね。
いやまぁ、内部に裏切り者が多すぎると思うが。
悪役は何考えて裏切ってるのか気になるなぁ。