暗闇のなかの希望 ──語られない歴史、手つかずの可能性
著者 レベッカ・ソルニット , 井上利男 , 東辻賢治郎
2003年、イラク戦争が始まった時期に、「希望を擁護する」ために本書は書かれた。あの時代は過ぎ去ったが、あらたな戦争が生じ、破壊的な気候変動が到来している。絶望と冷笑主義...
暗闇のなかの希望 ──語られない歴史、手つかずの可能性
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商品説明
2003年、イラク戦争が始まった時期に、「希望を擁護する」ために本書は書かれた。あの時代は過ぎ去ったが、あらたな戦争が生じ、破壊的な気候変動が到来している。絶望と冷笑主義が残りつづける現代に、希望をもつことはいかに可能なのか。「希望は光を浴びた舞台の真ん中ではなく、周縁の暗がりにある」(本文より)。2016年に改訂され、直接行動と思想を往還する現代の名著を文庫化。
目次
- 日本のみなさんへ/第三版への序文(二〇一五年) 希望が拠って立つもの/1 暗闇を覗きこむ/2 私たちが敗北したとき/3 私たちが勝ち取ったもの/4 偽りの希望と安易な絶望/5 影の歴史/6 千年紀の到来──一九八九年一一月九日/7 千年紀の到来──一九九四年一月一日/8 千年紀の到来──一九九九年一一月三〇日/9 千年紀の到来──二〇〇一年九月一一日/10 千年紀の到来──二〇〇三年二月一五日/11 変革のための想像力を変革する/12 直接行動の間接性について/13 もうひとつの歴史の天使/14 カリブーのためのバイアグラ/15 楽園からの脱出/16 大いなる分断を越えて/17 イデオロギーの後に──あるいは時間の変容/18 グローバルなローカル──あるいは場所の変容/19 テキサスの三倍大きな夢/20 疑い/21 世界の中心への旅/振り返る 平凡な人びとの非凡な偉業(二〇〇九年)/すべてがばらばらになり、すべてがまとまりつつある(二〇一四年)/あとがき 後ろ向きに、前向きに/謝辞/巻末注記/訳者あとがき 東辻賢治郎/解説 ネガティヴ・ケイパビリティのなかの希望 小川公代
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