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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/05/24
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:19cm/369p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-03107-1
紙の本
ニジンスキーは銀橋で踊らない
著者 かげはら 史帆 (著)
1912年、バレエ・ダンサー。1958年、宝塚歌劇団男役。2人のスターに焦がれて生きた女性・ロモラの半生を描いた、長編の「推し」小説。著者の個人ウェブサイト連載のテキスト...
ニジンスキーは銀橋で踊らない
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商品説明
1912年、バレエ・ダンサー。1958年、宝塚歌劇団男役。2人のスターに焦がれて生きた女性・ロモラの半生を描いた、長編の「推し」小説。著者の個人ウェブサイト連載のテキストを改題、改稿して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
かげはら 史帆
- 略歴
- 〈かげはら史帆〉東京生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。著書に「ベートーヴェン捏造」「ベートーヴェンの愛弟子」がある。
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フィクションであると書いてあるのにノンフィクションと思い込みそう・・・
2024/05/02 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニジンスキーという名前をタイトルで見つけて読みたいと思い手にした一冊。初めはなかなか物語に入っていけなくて読みあぐねていました。お嬢様が一目ぼれしてニジンスキーを追いかけまわすという設定が先ず素っ頓狂に思えました。しかしニジンスキーがお嬢様のロモラに結婚を申し込む件は、もっとわかりにくかったです。とにかくどんどん変化していく物語に圧倒されながら読み続けて、ついには宝塚歌劇団のスターまで出てきてビックリ。それと男女の結婚、同性婚などについてはカルチャーショック。でもロモラさんが孤軍奮闘して生活力を発揮していくところは応援してしまいます。ラストが希望を持てる雰囲気で終わったのは救いがあり良かったです。著者の初めての単行本ということで私もそういう出会いは初めてなので忘れられない一冊にとなりました。