「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
石牟礼道子と〈古典〉の水脈 他者の声が響く
著者 野田 研一 (編著),後藤 隆基 (編著),山田 悠介 (編著),赤坂 憲雄 (ほか執筆)
石牟礼道子のなかに流れ込み、渦巻き、ほとばしり出た他者の言葉=〈古典〉は、どこから来てどこへ行くのか。日本文学・民俗学などを専門とする研究者と、詩・音楽・演劇等に携わる表...
石牟礼道子と〈古典〉の水脈 他者の声が響く
石牟礼道子と〈古典〉の水脈 他者の声が響く
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
石牟礼道子のなかに流れ込み、渦巻き、ほとばしり出た他者の言葉=〈古典〉は、どこから来てどこへ行くのか。日本文学・民俗学などを専門とする研究者と、詩・音楽・演劇等に携わる表現者14人が、石牟礼の思想と文学に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
不知火海とともに生きた詩人・作家、石牟礼道子(1927~2018)。
『苦海浄土』をはじめとする彼女の作品に、浄瑠璃、説経節、近代以前の地誌や紀行文など、広く〈古典〉と呼びうるジャンルやテクストからの影響や引用が認められることはつとに知られている。
しかしながら、その実態はいまだ明らかにされていない。
石牟礼道子は、〈古典〉をいかに受容し、自らの文学をものしたのか。
石牟礼の思想と文学は、〈いま〉を生きる表現者たちにどのような影響を与えたのか。
日本文学・民俗学・歴史学・演劇学・環境文学を専門とする研究者と、詩・音楽・能楽・染織・演劇に携わる表現者が、その答を探る。
論文、エッセイ、インタビューに加え、新作能『不知火』初演時の「演出ノート」も再録!
《執筆者》
山田 悠介/赤坂 憲雄/小峯 和明/野田 研一/後藤 隆基/小池 昌代/寺尾 紗穂/荻久保 和明/安田 登/志村 昌司/笠井 賢一/北條 勝貴/樋口 大祐/粂 汐里(執筆順)
【石牟礼道子の声の向こうに、多種多様な別の〈声〉、他者の〈声〉が重層している。そのように累積している他者の〈声〉が、その作品のなかから聞こえてくる。物語のかたちをして。まさに、石牟礼文学とは他者を包摂・内包する文学であり、他者をめぐる想像力の世界なのである。(本書「おわりに」より)】【商品解説】
目次
- 口絵
- はじめに 石牟礼道子の水脈――受容・変奏・応答
- 山田 悠介
- 第一部 文字と声のあいだ
- 1 石牟礼道子、または浄瑠璃のごときもの
- 赤坂 憲雄
- 一 往生できない魂魄が移り住んだ、という/二 心のなかの声がそのように聴こえた/三 それは怪談でも物語でも、私小説でもなかった/四 自分らのことを、口説きもどきに語られて/五 夕闇の花吹雪じゃ、魂ば舞わせ
収録作品一覧
石牟礼道子の水脈 | 山田悠介 著 | 7−17 |
---|---|---|
石牟礼道子、または浄瑠璃のごときもの | 赤坂憲雄 著 | 20−39 |
天草と水俣をつなぐ異界の語り部 | 小峯和明 著 | 40−67 |
著者紹介
野田 研一
- 略歴
- 〈野田研一〉立教大学名誉教授。著書に「失われるのは、ぼくらのほうだ」など。
〈後藤隆基〉立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教。著書に「高安月郊研究」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む