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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/06/26
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391711-5
紙の本
私説ドナルド・キーン
著者 角地 幸男 (著)
ドナルド・キーンが知りたければ、その作品と直に向きあうほかない−。40年来の友人で、晩年の20年を翻訳者として伴走した著者が、評伝と作品論を綴る。『文學界』ほか掲載に講演...
私説ドナルド・キーン
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商品説明
ドナルド・キーンが知りたければ、その作品と直に向きあうほかない−。40年来の友人で、晩年の20年を翻訳者として伴走した著者が、評伝と作品論を綴る。『文學界』ほか掲載に講演や書下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
ドナルド・キーンは生前、日本の新聞社・出版社の求めに応じて自伝を3冊刊行したが、まとまった評伝はこれまで書かれてこなかった。『日本文学史』をはじめ、長年のキーンの日本文学研究についての本格的な批評・研究もあまり見られないのではないか。数々の文学賞や文化勲章を受け、晩年に帰化してからは多くのメディアに登場したが、「学者ドナルド・キーンは、こうした受賞も含めて世間で持て囃されるか、あるいは無視されるか、そのどちらかの扱いしか受けてこなかったような気がする」と、40年来の友人で、『明治天皇』『日本人の戦争』などを翻訳した著者は指摘する。
ドナルド・キーン生誕101年、ユーモアと本物の知性を兼ね備えた文人の生涯をたどり、その豊かな仕事に光をあてる1冊。
【目 次】
第一部 私説ドナルド・キーン
ドナルド・キーン小伝
私説ドナルド・キーン――異邦人の孤独
第二部 日本文学者の原点
十七歳の「フローベール論」
二十代の「告白」――終戦直後に書かれた横山正克宛てキーン書簡を読む
第三部 翻訳作法
ドナルド・キーンから学んだ翻訳作法
第四部 評伝を読む
晩年の「評伝」三作を読む――明治天皇、渡辺崋山、正岡子規
エピローグ キーンさんとの時間 【商品解説】
著者紹介
角地 幸男
- 略歴
- 〈角地幸男〉東京・神田生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。ジャパンタイムズ編集局を経て、城西短期大学教授を務める。ドナルド・キーンの著作の翻訳者。「明治天皇」の訳業で毎日出版文化賞受賞。
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