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商品説明
過去から未来への、記憶の受け渡しを見つめる試み。記憶とはある時、哲学であり書物であり漁であり食である。人から人へ、ポステリティ(後世)の可能性が賭けられる。長編二篇は、フランスの哲学者トリスタン・ガルシアへのインタヴューと、哲学者近藤和敬による親子対話。デザイナーは松岡里美。
目次:
井奥陽子「〈占いの哲学〉に向けて」
東暑子「ロベルト・カラッソと「唯一の書物」」
なかのまさき「最後のサーミ人漁師」
秋元康隆「ラーショよ、永遠に」
栗脇永翔×中村彩「トリスタン・ガルシアとの対話」
近藤和敬×近藤きりん「多様体の哲学入門」
ジョヴァンニ・ジェンティーレ「純粋行為としての思考の行為」上村忠男訳
ノヴァーリス「『フィヒテ研究』抜粋【2】」宮田眞治訳
有地和毅「本を〈使う〉【2】」
鈴木康則「エリック・ヴェイユ、暴力と対話の哲学者【2】」
ハンス・カイザー「アクロアシス【4】」竹峰義和訳
檜垣立哉「中野幹隆とその時代【4】」
佐野衛「思想と時空【3】」
佐藤健一「店長日記【3】」
鎌垣英人「書店空間の定点観測【4】」
中野幹隆「編集後記四篇ほか」【本の内容】
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