帝都の鶴 二 小さな幽霊と微笑みの嘘
著者 崎浦和希(著者) , 凪かすみ(イラスト)
薔薇の【呪い】が解け心を通わせた二人。結婚へ向け幸せな同居生活が始まった。けれど幼い幽霊や新たな婚約者が現れ、鶴は心穏やかでいられない。そんな中、秋人の優しい嘘は鶴の恋心...
帝都の鶴 二 小さな幽霊と微笑みの嘘
商品説明
薔薇の【呪い】が解け心を通わせた二人。結婚へ向け幸せな同居生活が始まった。けれど幼い幽霊や新たな婚約者が現れ、鶴は心穏やかでいられない。そんな中、秋人の優しい嘘は鶴の恋心を惑わせて――。
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前巻よりも面白くなった
2023/09/30 10:23
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】
婚約者となった秋人が特別な人になった鶴。
しかし二人の婚約に横槍をいれて、鶴の異能の血を取り込みたい人物の画策により婚約が差し戻されてしまう。
情緒どころか自分というものがわからなかった少女が、絶対にこの人と離れたくないと望むようになるまで。
一巻目の鶴はイマイチ成長してないな?と思ったけど、今回大きく変わってて良かった!
特にエピローグの二人の会話がいいね。
一巻目も心に刺さる言葉があったんだよね。
鶴視点はもどかしく感じるけど、この作家さんの言葉選びは結構好きかもしれない。
大正ロマンっぽさは薄いが。
「特別なことに理由をつけられるなら、それは妥当だ」「身を引いた方がいいとわかっていても、捨てられないくらいの存在になりたい」辺りの台詞が好き。
あと「(僕の心臓からなにから全部)君がほしいならあげる」「ならそれは私のものですから、大事にしてください」っていう感じのやりとりも良かったな~!
ホントに鶴ちゃん心が育ってきたねぇ!