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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/08/31
- 出版社: ダイヤモンド社
- サイズ:19cm/277p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-478-11852-8
読割 50
紙の本
教養としての歴史小説
著者 今村 翔吾 (著)
教養を高める最も有力な手段は、歴史に学ぶこと。その導入として最適なのが「歴史小説」。直木賞作家・今村翔吾が、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品など、さまざまな角...
教養としての歴史小説
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商品説明
教養を高める最も有力な手段は、歴史に学ぶこと。その導入として最適なのが「歴史小説」。直木賞作家・今村翔吾が、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品など、さまざまな角度から語り尽くす。【「TRC MARC」の商品解説】
教養を高める最も有力な手段は、歴史を学ぶこと。なにしろ歴史には、これまでの人類の営みが凝縮されているのだ。政治も経済も芸術も宗教も、すべて歴史を通じて参照できる。一方で、歴史というと、なんとなく、とっつきにくい印象を抱く人が多いのも事実。そんな人は、ほとんどの場合、年号や歴史上の人物を暗記させるような学校の授業が、「つまらない」と感じて離脱している。
しかし、好きな「時代」や「人物」から興味を広げていけば、確実に歴史を好きになれる。そして、その導入として最適なのが「歴史小説」なのだ。歴史小説の主人公は、過去の歴史を案内してくれる道先案内人のようなもの。面白い・好きな案内人を見つけられれば、歴史の世界にどっぷりつかり、そこから人生に必要なさまざまなものを吸収できる。道先案内人が魅力的かどうかは、歴史小説家の腕次第。つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、歴史から教養を身につける最良の手段といえる。
本書では、教養という視点から歴史小説について語っていく。小学5年生で歴史小説と出会い、ひたすら歴史小説を読み込む青春時代を送ってきた直木賞作家・今村翔吾。20代まで歴史とは無関係のダンス・インストラクターとして活動。30歳のときに一念発起して、埋蔵文化財の発掘調査員をしながら歴史小説家を目指したという異色の作家が、歴史小説マニアの視点から、歴史小説という文芸ジャンルについて掘り下げるだけでなく、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品までさまざまな角度から縦横無尽に語り尽くす。【商品解説】
目次
- 序 章 人生で大切なことは歴史小説に教わった
- 第1章 歴史小説の基礎知識
- 第2章 歴史小説が教える人としての生き方
- 第3章 歴史小説を読んで旅行を楽しむ
- 第4章 ビジネスに役立つ歴史小説
著者紹介
今村 翔吾
- 略歴
- 〈今村翔吾〉京都府加茂町生まれ。関西大学文学部卒。「火喰鳥」でデビュー。「塞王の楯」で直木賞受賞。
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紙の本
若い頃に出会いたかった
2023/12/13 16:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずは、この『教養としての歴史小説』の著者今村翔吾さんについて書いておきます。
今村さんは2022年に『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞した歴史小説家です。
受賞の際にも話題になりましたが、
今村さんは書店も経営されていて、
その志は全国で「町の書店」が減っていく現状をなんとか変えたいというもので、
2023年11月には佐賀でも書店を出店しています。
歴史小説・時代小説の魅力を語ったこの本でも、
自身の子供の頃の本屋さんとのふれあいがしばしば描かれています。
確かに今村さんは歴史小説に魅入られた子供でしたが、
そのきっかけに大いに寄与したのは「町の書店」の存在だったと思われます。
この本には「教養としての」という冠がついていますが、
今村さんの歴史小説・時代小説への熱量はただものではなく、
「人としての生き方や振る舞い方、人情の機微などは、ほとんど歴史小説から学んだ」、
そう綴る今村さんにとって、
歴史小説は「教養」というレベルを超えているように感じます。
そして、この本はそんな歴史小説の面白さを存分に伝えてくれます。
章立てで見ていくと、
「ビジネスに役立つ」であったり「教養が深まる」であったり「創作の舞台裏」など
多面的に歴史小説を読み解いていきますが、
これから歴史小説を読んでみようという読者への「歴史小説ガイド」が役に立ちます。
こういう本に若い頃出会いたかったな。
紙の本
歴史小説は大好き
2023/09/13 20:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史小説は大好きだ。様々な歴史上の出来事や人物を、物語として知ることができる。また、知っていることでも、違う視点を楽しみ、新しい発見を得ることもある。歴史を知るということは、それがすぐに役立つかどうかではなく、知ることそのものに意味がある。そして歴史小説は現代に通じるテーマを意識して書かれているのだろうから、そこにも注目した。