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紙の本
宿罪 (角川文庫 二係捜査)
著者 本城 雅人 (著)
15年前に失踪した少女を追い続けていた町田署の水谷巡査が亡くなり、同僚の香田警部は警視庁の信楽に再捜査の協力を願い出た。一方、中央新聞の藤瀬は、信楽が秘密裏に追う事件に迫...
宿罪 (角川文庫 二係捜査)
宿罪 二係捜査(1)
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商品説明
15年前に失踪した少女を追い続けていた町田署の水谷巡査が亡くなり、同僚の香田警部は警視庁の信楽に再捜査の協力を願い出た。一方、中央新聞の藤瀬は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた…。【「TRC MARC」の商品解説】
15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた──。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。
【商品解説】
目次
- 登場人物
- 森内 洸……警視庁捜査一課所属。二係捜査担当刑事。野方署から二係に異動してきた。
- 信楽京介……警視庁捜査一課所属。二係捜査のベテラン。巡査部長。
- 香田繁樹……東村山署刑事課長。かつて信楽の元で二係捜査に4年従事していた。
- 水谷早苗……元町田署生活安全課の警察官。行方不明の清里千尋をずっと捜していた。
著者紹介
本城 雅人
- 略歴
- 1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』で作家デビュー。『ミッドナイトジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。『傍流の記者』で第159回直木賞候補。主な著書に『トリダシ』『友を待つ』などがある。
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宿罪
2023/10/27 18:01
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年前に失踪した少女を探し続けた女性巡査が亡くなった。香田は彼女の意志を継ぎ独自に少女を探し始める。そして「死体なき殺人事件課」と呼ばれる警視庁捜査一課二係の信楽に協力を要請する。信楽は少女失踪事件や類似の事件の見直し始める。一方、特ダネを狙う中央新聞の記者・藤瀬が信楽の捜査に興味を持ち始め、事件の核心に迫るのだが・・・・・。
普通の事件捜査と違ったこともあり、最初は読み辛かった。信楽の考えも、信楽のアンテナに何が引っかかるのかも理解できなかった。読んだ後でも理解できてません。
神奈川県警と警視庁の縄張り争いに加え、麻薬捜査での情報管理も絡み警察内部の情報網が麻痺していたようですね。あっては困るのですが、実際あるのでしょうね。話の展開は面白かったですね。