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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/20
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版
- サイズ:20cm/321p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-11751-2
読割 50
紙の本
諸葛亮 下
著者 宮城谷昌光 (著)
三顧の礼で迎えられ、「天下三分の計」を献策、漢室復興のため帝と国に忠を尽くした名宰相−。宮城谷昌光が、伝説化された“天才軍師”諸葛亮の実像に迫る。『日本経済新聞』夕刊連載...
諸葛亮 下
諸葛亮 <下>
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商品説明
三顧の礼で迎えられ、「天下三分の計」を献策、漢室復興のため帝と国に忠を尽くした名宰相−。宮城谷昌光が、伝説化された“天才軍師”諸葛亮の実像に迫る。『日本経済新聞』夕刊連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
ずいぶん『三国志』について書いてきた。だが、そこに登場するひとりを選んで、大きな構想に移植するのは、これが最初であり、最後となろう。そのひとりとは、諸葛亮以外に考えられなかった――(日本経済新聞連載開始にあたっての「作者の言葉」より)
大河小説『三国志』全12巻完結からはや10年。この「作者の言葉」に、宮城谷作品ファンのみならず、日本中の歴史小説愛好家が期待をふくらませているに違いない。
「三国志」にはあまたの個性的な名将、名臣が登場するが、日本で最も名を知られるのが諸葛亮(孔明)であろう。冒頭の「作者の言葉」はこう続いている。
――かれの人気は、おそらく劉備や関羽などをしのいでおり、たぶんどれほど時代がかわっても、最高でありつづけるにちがいない。通俗小説である『三国志演義』が、諸葛亮を万能人間、いわば超人にまつりあげてしまったせいでもあるが、そういう虚の部分ををいでも、多くの人々の憧憬になりうる人物である――
「三顧の礼」「水魚の交わり」「出師表」「泣いて馬謖を斬る」「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」といった名言・名句はそのままに、諸葛亮の実像に迫ろうとするこの作品の冒頭はこのように始まる。
――春を迎えて八歳になった。かれは景観から音楽を感じるという感性を備えている――
乱世に生きながら清新さ、誠実さを失わない、今まで見たことのない諸葛亮がここにいる。【商品解説】
目次
- 【上巻】
- 旅立ち
- 戦乱の嵐
- 徐州とと州
- 豫章へ
- 戦火の下
- 徳の力
- 荊州の天地
- 師と友
著者紹介
宮城谷昌光
- 略歴
- 〈宮城谷昌光〉愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で芸術選奨文部大臣賞、「子産」で吉川英治文学賞を受賞。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
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2024/02/02 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半は戦いや国の運営が中心となるので、登場人物が激増。亮自身に焦点が当てられる訳にもいかないので、割と普通に『三国志』です。
だいたい展開は分かっているので難しくはないですね。
淡々と語られる中で、亮の苦悩や煩悶が伝わってきます。
紙の本
名言でてくる、でてくる
2023/12/21 00:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tad - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下四日間で読み上げましたが、上のところでも書きましたが、ワクワク感はなかったです。歴史小説的な楽しみかたはできなかったです。たぶんセリフかなぁとか思ったりして。泣いて馬謖を斬るところなんかもっと盛り上がってもいいようなところもたんたんと過ぎていきますね。まあ孔明の一生を俯瞰する書物としてはこれでいいのかも。