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紙の本
さみしいときは青青青青青青青 少年少女のための作品集 (ちくま文庫)
著者 寺山 修司 (著)
生きていく限りは必ず通らざるを得なかった青い時代。自由自在、縦横無尽に言葉を操り、ありとあらゆる衝撃のかたちをこの世に放った寺山修司が、決して見果てぬ少年少女の鮮烈な青を...
さみしいときは青青青青青青青 少年少女のための作品集 (ちくま文庫)
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商品説明
生きていく限りは必ず通らざるを得なかった青い時代。自由自在、縦横無尽に言葉を操り、ありとあらゆる衝撃のかたちをこの世に放った寺山修司が、決して見果てぬ少年少女の鮮烈な青を瓶詰にした、詩とエッセイと物語。【「TRC MARC」の商品解説】
青春の傷、憧憬と恋、イメージの航海――寺山修司だけに描ける切なく鮮烈な無限の「青」。没後四十年・今なお輝く世界を映す詩と物語。解説 幾原邦彦
世界の涯までご一緒に。
無限に廻る、青く切ない詩と物語
解説 幾原邦彦(アニメーション監督)
生きてゆく限りは誰もが通らざるを得なかった青い時代。刻まれたキズ、恋と憧憬、イメージの航海、夢幻のように甘やかな毒、残酷なほどにかがやく世界──いまなお愛される唯一無二のクリエイター・寺山修司は、自由自在、縦横無尽に言葉を操り、ありとあらゆる衝撃のかたちをこの世に放った。決して見果てぬ少年少女の鮮烈な青を壜詰にした、詩とエッセイと物語。
解説 幾原邦彦【商品解説】
目次
- 若い手帖/五月の詩・序詞/自己紹介(抄)/海について/船の中で書いた物語(前書き、海のアドリブ、さよならの壜詰、私が猫だったころ、花をくわえた女、あたしを数えて、世界でいちばん長い煙草、ある夏のロマンス)/少女のための海洋学入門/かもめ/はだしの恋唄/ロマンス・バラード=樅の木/星のない夜のメルヘン(前書き、スターダスト、世界で一番小さい金貨、いるかいないか、ポケットに恋唄を、お月さま、こんにちは、長距離歌手、スクスク、鰐)/バラード=樅の木と話した/宝石館(前書き、指輪──プロローグのかわりに、ルビー、真珠?、真珠?、サンゴ、アメシスト、ヒスイ、ダイヤモンド、エメラルド、ガーネット、サファイア、猫目石)/ぼくのギリシア神話(美の永遠について──プシケ、想像の恋人について──ピグマリオン、母と息子について──メドウサ、冒険について──イカルス、海について──グライアイ、天才について──ペガサス、父親について──タンタロス、放浪について──オデッセイ、希望について──パンドラ、賭博について──ミダス、男の嫉妬について──エコー)/水妖記4/花姚記〈私窩子より〉/書物の国のアリス/海のリボン/家へ帰るのがこわい/思い出の注射します/事物のフォークロア/質問する/消されたものが存在する/懐かしのわが家
- 解説 幾原邦彦
収録作品一覧
若い手帖 | 13−15 | |
---|---|---|
五月の詩・序詞 | 16−18 | |
自己紹介(抄)海について | 19−25 |
著者紹介
寺山 修司
- 略歴
- 寺山修司(てらやま・しゅうじ):1935年、青森県生まれ。54年「チェホフ祭」で短歌研究新人賞特選を受賞、脚光を浴びる。早稲田大学教育学部在学中にネフローゼを発病、4年間の療養生活を送ったのちに劇団、演劇実験室「天井棧敷」結成。劇作家・演出家として活動するかたわら、映画監督、詩、小説、批評、歌謡、競馬評論など、国内外で様々な分野の才能を発揮した。83年5月、旺盛な仕事のさなかに逝去。
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孤独を慰めつつ背中を押し
2023/12/01 05:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギリシャ神話からロマン派のポエム、英国ファンタジーまでと広大な読書遍歴です。「書を捨て町へ」の名言どおり、外の世界へ飛び出したくなりました。
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メルヘン全集の再編集
2024/02/25 01:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:寅吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寺山修司初期詩編の再編集といったところ。10代後半メルヘン全集にて何度も読んだ詩編が40年たって蘇る。いやいや初出は1960年代だ。60年たってもまだ色あせなく、いまでもキラキラ輝いている。