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紙の本
体育がきらい (ちくまプリマー新書)
著者 坂本 拓弥 (著)
ボールが怖い、失敗すると恥ずかしいなどの理由できらわれがちな体育だが、強さや速さよりも重要なことがある。「体育の授業がきらい」「スポーツがきらい」など「きらい」の理由を哲...
体育がきらい (ちくまプリマー新書)
体育がきらい
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商品説明
ボールが怖い、失敗すると恥ずかしいなどの理由できらわれがちな体育だが、強さや速さよりも重要なことがある。「体育の授業がきらい」「スポーツがきらい」など「きらい」の理由を哲学で解きほぐしながら、体育の本質に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
ボールが怖い、失敗すると怒られるなどの理由で嫌われがちな体育だが、強さや速さよりも重要なことがある。「嫌い」を哲学で解きほぐせば、体育の本質が見える。
先生はエラそうだし、ボールは怖い!
体育なんか嫌いだ!という児童生徒が増えています。なぜ、体育嫌いは生まれてしまうのでしょうか。授業、教員、部活動。問題は色々なところに潜んでいます。そんな「嫌い」を哲学で解きほぐせば、体育の本質が見えてきます。強さや速さよりも重要なこととは?
「『体育』なんて好きにならなくてもいい」のです。最も重要なことは、みなさんが多様な他者とともに、自分自身のからだで、賢く、幸せに生きていくことです。そのためにも、たとえ体育の授業や先生、運動部やスポーツが嫌いになったとしても、みなさん自身のからだだけは、どうか嫌いにならないでください。(「おわりに」より)
【商品解説】
痛いし怖い……と嫌われがちな体育だが、本当は強さや速さよりも重要なことがある。「嫌い」を哲学すれば体育の本質が見えてくる。【本の内容】
目次
- はじめに
- 「体育ぎらい」への変なメッセージ?/これまでの体育ぎらい本との違い/「嫌い」と「好き」のあいだ
- 第一章 「体育ぎらい」のリアル
- 嫌いな教科第三位/「体育ぎらい」は昔から/二五〇〇年前のことを学ぶ意味/「体育ぎらい」をリアルに考える/なぜ「体育ぎらい」は目立つのか/「体育ぎらい」の原体験/からだの「かけがえのなさ」と「かえられなさ」/身体観=からだをどのように見ているか/健康診断と筋トレの身体観/スポーツジムやフィットネスクラブの人気/体育の敗北?/花火と踊るちびっ子/「体育ぎらい」と「運動ぎらい」/なぜ体育が嫌いになってしまうのか
- 第二章 体育の授業がきらい「規律と恥ずかしさ」
- 体育授業のイメージは「失礼シマース」?/「体育座り」のイロイロ/規律としての体育座り/整列、行進、身だしなみ/「跳び箱を跳ばなきゃダメ?」という難問/歴史をたどれば「体育=体操」だった/「なんで踊らないといけないの?」という難問/いわゆる「公開処刑」について/恥ずかしさの誕生/恥ずかしさと社会性/からだの記憶/本当は先生も恥ずかしい/恥ずかしさと他者/他者を感じるための運動
- 第三章 体育の先生がきらい「怖くても、ユルくても」
- 「先生が嫌い」と「教科が嫌い」/先生の「イメージ=像」/よく見られる残念なイメージ/怖そう−体育の先生と暴力/偉そう−生徒指導という役割/命令口調がイヤ/体育の先生は軍人的?/体育の先生はスポーツのコーチっぽい?/「君が論じている体育の先生は、男だけだよね」の衝撃と反省/ユルい体育の先生の姿/ユルい先生が「体育ぎらい」を生む?/先生の空回り、もしくは不幸なすれ違い/そもそも体育を好きにさせる必要はある?/「体育教師らしさ」の問題
- 第四章 運動部がきらい「体育教師らしさの故郷」
- 体育の先生と運動部活動/「体育教師らしさ」と運動部の関係/体育の先生は部活が好き/「部活=運動部」というイメージの強さ/帰宅部ってなんやねん!/運動部に所属しているか否か、それが問題だ?/「運動部が嫌い」を分けてみる/運動部じゃないけど運動部が嫌い/運動部活動と暴力の問題/生徒をコントロールしているという錯覚/「専門バカ」の「体育ぎらい」/体育の授業はレベルの低い運動部なのか/運動部活動と体育の授業は関係ない/運動部の価値は、やってもやらなくてもよいこと/部活をやめて体育の先生になる/運動部活動と体育授業の共通点
著者紹介
坂本 拓弥
- 略歴
- 〈坂本拓弥〉東京都生まれ。博士(教育学)。筑波大学体育系助教。専門は体育・スポーツ哲学。特に身体論と欲望論。
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抽象的な文書ですが、意図はつたわります。
2023/12/02 17:26
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
体育哲学を専門とする著者が、生徒の立場に立ちながら、体育嫌いについて細かく分析する1冊です。
哲学が入っているからか、文章が抽象的で理解に時間を有するでしょう。ですが、著者の言いたいこと、意図は文章をしっかり読めば伝わります。私も体育は苦手だったので。