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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/09/12
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版
- レーベル: 日経プレミアシリーズ
- サイズ:18cm/268p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-11885-4
読割 50
紙の本
残念な相続 令和新版 (日経プレミアシリーズ)
著者 内藤克 (著)
遺産分割でもめないように、相続税を減らしたい…。そんな対策が、かえってトラブルをまねく。ベテラン税理士が相続で陥りやすい罠を明らかにし、押さえておきたいポイントを分かりや...
残念な相続 令和新版 (日経プレミアシリーズ)
残念な相続 <令和新版>
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商品説明
遺産分割でもめないように、相続税を減らしたい…。そんな対策が、かえってトラブルをまねく。ベテラン税理士が相続で陥りやすい罠を明らかにし、押さえておきたいポイントを分かりやすく解説。相続関連法大改正に対応。〔初版:日本経済新聞出版社 2018年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
相続対策の落とし穴をベテラン税理士が解説
相続大改正に対応!
「相続って、お金持ちの家の話だよね。大した財産もないから、うちは関係ない。きょうだいだって仲がいいし、もめるわけがない」
相続のアドバイスというと、「お金持ちのお父さん」へ向けて節税や保険を勧めるイメージを持ち、自分には無縁と考える方が大半でしょう。しかし、実際の相続では「大した財産がない」ほうが分割で困る可能性が高いのです。
遺産が主に自宅で預貯金などの流動資産が少ない場合、きょうだいで分けることが難しくなります。また、親から生前に受けていた贈与をめぐって、きょうだい間で激しい争いが起きることもあります。相続税の面でも、納税額を減らそうと思って行った策が、かえって納税額を増やしてしまうこともあるのです。
このような「残念な相続」を防ぐためには、正しい知識を身に付け、早めに対策を取ることが重要です。本書は、そうしたノウハウを解説して好評だった『残念な相続』(2018年7月刊)を改訂するものです。
振り返るとこの5年間は相続ルールの大きな改正が相次いだ期間でした。また、新型コロナウイルスのまん延により人々の価値観が大きく変わり、「人の命ははかないもの」と考え、死を見つめ直す機会となった気がします。
最近の民法の改正(数十年ぶりの改正が相次いだ)により、やや「時代にフィットした相続」が可能になりました。一方、ほぼ毎年の相続税法の改正により「節税策」がどんどん姿を消し、その傾向はこれからも続くと思われ、「納税しながら健全な財産を承継する時代」に向かっていると感じます。
「どう節税するか」というよりも「残される者が困らないように」、そして何より「長生きする自分が困らないように」準備しておこうという気持ちで老後や相続を考えることになります。
さらに、近い将来65歳以上の5人に1人は認知症を患うといわれています。今後は「節税などの相続対策」と並んで、「認知症などの相続前対策」が重要となるかもしれません。
(「はじめに」より)
【商品解説】
目次
- 第1章 もめない策が仇となる「遺産分割」
- 1 「うちは大丈夫」。そう思ってる人が一番困る
- 2 親の面倒を見たら遺産の上乗せアリ?
- 3 「分割協議のやり直し」はNG?
- 4 「不動産」こそ相続の王様?
- 5 「お父さん、節税より私たちの欲しい財産残してよ」という時代に
- 6 税理士が節税よりも大切にすべきこと
- 7 「遺言さえあればすべてOK」。そんなわけありません!
- 8 借金は親戚中を追ってくる
- 9 「アパートローンの相続」には落とし穴がいっぱい
著者紹介
内藤克
- 略歴
- 〈内藤克〉新潟県生まれ。中央大学商学部卒業。税理士法人アーク&パートナーズ代表。税理士。ホノルル日本人商工会議所メンバー。
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