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- カテゴリ:幼児
- 発売日:2023/10/03
- 出版社: 汐文社
- サイズ:24cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-8113-3086-0
紙の本
いえ あるひせんそうがはじまった
著者 カテリナ・ティホゾーラ (さく),オレクサンドル・プローダン (え),すぎもと えみ (やく)
2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻を開始。ウクライナでは大勢の人が「いえ」を奪われた。両親と犬のテレシクと素敵ないえに住んでいた少年も、戦争でいえを壊されて…。【「T...
いえ あるひせんそうがはじまった
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商品説明
2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻を開始。ウクライナでは大勢の人が「いえ」を奪われた。両親と犬のテレシクと素敵ないえに住んでいた少年も、戦争でいえを壊されて…。【「TRC MARC」の商品解説】
ぼくはこのすてきないえに、パパとママといぬのテレシクとすんでいた。
あるひ、せんそうがはじまった… 2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻を開始。
「いえ」をうばわれたおおぜいのうちのひとり、ある少年のものがたり。【商品解説】
著者紹介
カテリナ・ティホゾーラ
- 略歴
- 〈オレクサンドル・プローダン〉アーティスト、イラストレーター、デザイナー。
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紙の本
関心を持ち続けることが大切
2023/11/26 08:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエルとパレスチナのガザでの戦闘の映像を見るたびに
人間とはなんとも酷いことをするものだと暗澹となります。
受けた恨みをただ耐えることなどできないのかしれません。
奪われた、奪い返す、また奪われる、また奪い返す・・・。
だとしたら、戦争が収まることはないのではないか。
今回中東で起こった戦争の様相があまりに酷いこともあって、
ロシアによるウクライナ侵攻の関心が薄まっていくことも懸念しないといけません。
無関心ほど、攻めていくものにとって好都合なことはありません。
ロシアがウクライナに侵攻を始めたのは2022年2月。
間もなく2年になります。
2年というのがどれだけの時間なのか、
あの朝砲撃の音で目を覚ました人がペンをとり、
イラストレーターが絵を描き、一冊の絵本に仕上げる。
その絵本が日本に渡って、翻訳者によって日本語に訳され、
日本の読者に届く。
一冊の絵本が生まれるのがどれだけ大変なことか、
それが2年という時間なのだと思います。
『いえ あるひせんそうがはじまった』は、
そうして生まれた絵本です。
カテリナ・ティホゾーラという人が文を書き、
オレクサンドル・プローダンという人が絵を描き、
すぎもとえみさんが訳しています。
爆撃で家を失った人たちがどんな思いで助けを求めて生きていくのか、
それはウクライナだけでなくガザ地区で生活をする人たちもそうだし、
世界中にはきっとたくさんの家を失った人たちがいることでしょう。
その人たちのことに心を寄せること、
何もできないのではなく、関心をもち続けることも大事だと
この絵本は教えてくれます。
紙の本
『いえ あるひ せんそうが はじまった』
2024/01/08 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが ぼくのいえ。
ぼくは このすてきないえに、
パパとママと いぬのテレシクと すんでいた。
あるひ せんそうが はじまった。
いえは ひっしに ぼくたちを まもってくれた。
おかげで ぼくたちは たすかった。
でも いえは たすからなかった。
・
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2022年2月24日にはじまるロシアのウクライナ侵攻によって「いえ」をうばわれた少年のものがたり
「あのいえに かえりたくなったら どうするの?」
「いえは いつだって あそこで まっていてくれるよ」
少年と父の会話がせつなく、かなしく、力強い
原題は“My Home”(ウクライナ語)
2023年刊、ウクライナ人の作家と画家によるウクライナの絵本
汐文社がいちはやく翻訳し、2023年9月刊
モノクロの色づかいが効果的
父と母の服の色にも注目
巻末に著者メッセージと「団結と抵抗のシンボル」の注釈あり
〈このえほんが あなたのこころを うごかしたなら、
ぜひ ウクライナのために できることはないか、かんがえてください。〉