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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/14
- 出版社: 書肆侃侃房
- サイズ:19cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86385-593-9
読割 50
紙の本
カッコの多い手紙
著者 イ ラン (著),スリーク (著),吉良 佳奈江 (訳)
猫と暮らすこと、妊娠する身体、憂鬱な心、反トランスジェンダー差別。私的なことと社会的なこと、共感と対話のあいだを行き来しながら紡がれる優しくゆたかな言葉たち−。ミュージシ...
カッコの多い手紙
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商品説明
猫と暮らすこと、妊娠する身体、憂鬱な心、反トランスジェンダー差別。私的なことと社会的なこと、共感と対話のあいだを行き来しながら紡がれる優しくゆたかな言葉たち−。ミュージシャンでフェミニズムの同志による往復書簡。【「TRC MARC」の商品解説】
《手紙には何度も(カッコ)を使いましたね》
ミュージシャンで、フェミニズムの同志。先行き不明のコロナ禍に交わされたイ・ランとスリークふたりの往復書簡。
猫と暮らすこと、妊娠する身体、憂鬱な心の話を分かち合い、ヴィーガニズムや反トランスジェンダー差別を語り合う。私的なことと社会的なこと、共感と対話のあいだを行き来しながら紡がれる優しくゆたかな言葉たちは、あたらしい距離を測りつづけている。
私のイントロが響かなくてもがっかりしないでください。私はヒップホップ出身なので、パンチラインでガツンと盛り上げますから。
――スリーク
〈スリークに手紙を書かなくちゃ〉と思う時間を集めて、手でつかめる何かを作って見せてあげたいです。(それこそが手紙なのでしょうか!?)
――イ・ラン【商品解説】
目次
- プロローグ
- こんなご時勢にお元気ですかと聞くのは失礼でしょうか?
- もうひとり、名前が2文字のスリークへ
- 猫と話すことができたなら
- ジュンイチが不快に思うのが〝わたし″だったらどうしよう
著者紹介
イ ラン
- 略歴
- 〈スリーク〉京畿道九里市生まれ。ミュージシャン。
〈イラン〉ソウル生まれ。アーティスト。音楽、文学、イラストなどマルチに活躍。
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書店員レビュー
つかずはなれずの距離感
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
韓国の京畿道九里市生まれのラッパー、スリークと
韓国のソウル生まれのアーティスト、イ・ラン。
手紙を書くとどうしてもカッコが多くなってしまうのふたりの往復書簡。
銭湯でのタトゥーの話、同居している猫の話から、
フェミニズム、ジェンダー、ヴィーガン、創作についてなどなど、
交わされる話題は多岐に渡り、コロナ禍で寄る辺ない気持ちのなか
出会ったふたりのあかりを探すようなやりとりにこちらもはげまされる。
手紙に出てくる人物(猫も)たちは会ったこともないはずなのに
古くからの知り合いのような気持ちになるのは不思議。
どうかともに暮らす猫たちがしあわせでありますようにと
気づけば祈りながら読みすすめていた。
手紙の中でイ・ランも触れているスリークの曲「私のもの」はいろんな人にきいて欲しいです。
読み終わった頃にはきっと久しぶりに誰かに手紙をかきたくなっていることでしょう。(もちろんカッコの多い手紙を)