目次
カッコの多い手紙
- イ ラン(著)/ スリーク(著)/ 吉良 佳奈江(訳)
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プロローグ
こんなご時勢にお元気ですかと聞くのは失礼でしょうか?
もうひとり、名前が2文字のスリークへ
猫と話すことができたなら
ジュンイチが不快に思うのが〝わたし″だったらどうしよう
ジュンイチとランイへ
〝ヤバい、妊娠した?″って思うのは私ひとりじゃないみたいですね
もしも私が妊娠したらどうするかパートナーに聞いてみました
ランイみたいな物乞いの子がいるかと思って
廃墟が〝夢の家″になるまで
アーティスト〝イ・ラン″が何かを作る過程
いい音楽とは何なのか、何を考えるの、ただ作るだけ♫
ある種の痛みは決して忘れられません
ゆっくりと確実にくずおれつつあります
タトゥーを入れて温泉に行きたいです
タトゥーだらけの両腕で温泉に入る方法♨
健康ではないジュンイチと私がともに生きていく姿を見守ってください
私は今日も勉強しに行きます
この文章、次の文章を書けるだろうか
オープンにして生きる、隠して生きる
スリークとどんなふうに付き合えばいいのかまだ悩んでいます
胃薬(ガビスコン)そのもの
リョンファへ
エピローグ
訳者あとがき
日本の読者の皆さんへ
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