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投稿者:fuku - この投稿者のレビュー一覧を見る
中谷美紀さんのエッセイを読むのは初めてですが、中谷さんらしく、内容もさることながら、言葉遣いもとても上品です(少々堅苦しい言葉もありますが、個性ですね)。
テーマは、健康や食事、コロナ禍、戦争等多岐にわたりますが、ご主人のお仕事のこともあり、クラシック音楽やコンサートの話題が多く盛り込まれています。
インド旅行記以来
2024/03/06 14:59
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本を読むのは、ずっと前に読んだインド旅行記以来でした。その間、著者の出演するドラマを見たり、海外の音楽家と結婚したという話を聞いたりはしていました。最近どのような暮らしをしているのかを読むことができてとても楽しい気持ちになりました。
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投稿者:にゃんぱり - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「オーストリア滞在記」では,コロナが拡大していくヨーロッパの様子を
現場から生々しく伝えていただいた。
本作は,雑誌に14,5年連載したものをまとめたものだが,その間の
結婚,ザルツブルクでの日常,体調不良のこと,演奏会の感想等,赤裸々
というか,まじめに正直にお書きになっているところに好感を抱きました。
本当にいつも,課題に向けて一生懸命,そしてそれを楽しみながらこなしていく
姿勢が素晴らしいと思います。
次回作も期待しています。
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お顔も文章もお美しい中谷美紀さんのエッセイ。
オーストリアと日本を行き来するが故のコロナ渦の事情など面白く読んだ。ホテル監禁もあったとはつゆ知らず。色々大変だったんだな。。
ダイエットの話もびっくり!細い細いと思っていたのに、キャビやら脂肪冷却にまで手を出していたとは。
ここ半年Kindleで本を読んでいるのですが、冒頭の美しいお写真も白黒でしか表示されず(元がカラーなのかは知らないけど)、残念極まりない、、。
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中谷美紀さんのエッセイが好きです。ボキャブラリーが豊かで知的だけど読みやすい。 こう書けたらいなぁと、お手本にしたい文です。
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オーストリアでの生活、お仕事、コロナのことなど。旦那さんが音楽家だからか元々なのかクラシックの造詣が深い。音楽会楽しそうだな。感動が伝わる。
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コロナ禍でのオーストリアと日本での暮らし、ヨーロッパの情勢など、住んでいるからこそ知り、感じた話がとても興味深かった。
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『ヴェニスに死す』の影響で、マーラーの交響曲といえば5番が最高峰だと思っていた。とりわけ映画でも使われる第4楽章のアダージェットが。しかし、未完成交響曲10番を除外すれば、最後9番がなんとも懐の深い曲だった。
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日経ウーマンのインタビューで紹介されていた。
雑誌の連載をまとめたエッセー。6年に渡っているので、途中からコロナ禍のことになり、海外との行き来が大変だった経験なども書かれている。
すごく自分の芯がある人だなと思った。芸能界で成功している人はみんなそうかも知れないが。
音楽への造詣が深くて、音楽家と結婚したのはすごくピッタリだったのだなと思う。いくらでも結婚や交際の機会はあっただろうに、やはり出会うべくして出会ったということだろう。出会いは偶然だったということだが。
手に入れている物のあまりに違いに、もはや羨ましいとも思わないが、もう少し自分もちゃんとしないとと思わされる。
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前作「オーストリア滞在期」以来、中谷美紀さんのエッセイの大ファンになった私。
購入後すぐに読みたくランチを食べながら本を開いたら、冒頭はお世辞にも食事中に読むようではない内容が続き、中谷さんの勇気ある行動と強い好奇心に驚愕しつつ、半ば心が折れかけた。
しかしその後読み進めるに連れ、様々なジャンルの思慮深い考察に感心し、やっぱりこの方の文章が好きだと思った。
これまで刊行されている本も多々あるようなので、ぜひ読みたいと思った。
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女優でありエッセイも定評の方。ドラマ "仁“の薄幸な主人公の役がかなりよかった。このエッセイは期待以上に才能ある文章で綴られており驚きました。住まいのオーストリアザルツブルクでのコロナ禍の生活に加え、ロシアのウクライナ侵攻の憂いなど遠い国の他人事ではない様子が描かれている。そのような時の中で、音楽家の旦那様が団員として世界各地を演奏活動しながら飛び廻っておられる中で、諸外国とくらべ日本という国の若者にクラシックが馴染まないことを危惧する様子が心を痛めました。防衛費に費される予算はあっても社会保障の確保がままならないまま、文化予算まで追加の枠が増えるとは思えない日本の政治を嘆くのは著者だけではないと思いました。
日本を離れて日本を想う気持ちが伝わってきました。
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『小説幻冬』で2016年〜2023年にかけて連載された中谷美紀さんのエッセイを書籍化したのが本書。中谷美紀さんと会話をしているような読み心地だった。言葉を大切にし、伝え方も繊細で胸にスッと入ってくる。オーストリアと日本を行き来し、人生を謳歌する彼女の姿が魅力的だ。
クラシックに造詣が深く、随所にコンサートに出かけ、その演奏に涙する姿が描かれているのだが、状況の言語化が上手く、そうかこうやって楽しめばいいのかと自分もクラシックを知れたような気持ちになれた。
ドラマの撮影、結婚、コロナ、食、コンサート、様々な出来事に心を震わせる才能が中谷さんにはあり、彼女の文章を通してもっと人生を楽しめばいいのだと前向きな気持ちにさせてくれる。
とても心地よい読書体験だった。
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才色兼備とは正にこのような方をいうんだな。始めて中谷美紀さんの文章を読んだけど、お上品な中にユーモアもあっていつまでも読んでいられる。
そんじゃそこらの作家のエッセイよりも面白い。コロナ太りの脂肪冷却やフォトショップでの修正など赤裸々に綴っていて親近感がわく。
もはやコロナの事なんて、忘却の彼方だけど、二拠点生活だと煩わしさがすごい。
ドライで、時にはユーモアでさらっと流してこういう方が魑魅魍魎の芸能界で精神を正し長く生きていけるのだなと。
今珍獣だらけの職場にいるけど、見習いたい。
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完璧な人だと思っても影では努力していることや海外の文化を知れる良いエッセイでした。
中谷美紀の生態と思考が知りたくて読んでみました。
日本の女優で和美人の印象が強くて、完璧な人のイメージしかなかったが、イメージが大きく変わりました。
日本では考えられないような海外の文化を知れるのも楽しくてよかったです。
そして、この中谷美紀さん自身がすごい努力家でもあり、周りの人達の大差がない人と思うと親近感を感じました。
凄い人達は影で努力されているのを知れてよかった。
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少々クラシックに関して傾倒しすぎ感があり、クラシックに興味がないものとしては、オーケストラコンサートを聴いて『失神しそう』とゆうのは、
またそれは大仰な!!とちょっと冷めた目で読んでしまう。その点、前作のオーストリア滞在記は日常の話が多く良かった。