「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
アボカドのサラダ作ってあげることもうないだろうレシピ聞かれる 言葉から言葉をつむぐだけなら、AIにだってできる。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つ。375首を収録した第7歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
一首一首、自分の目で世界を見るところから、歌を生む。言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる。 迢空賞受賞後初、待望の第7歌集。【商品解説】
著者紹介
俵 万智
- 略歴
- 〈俵万智〉大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。読売歌壇選者。「サラダ記念日」で現代歌人協会賞、「プーさんの鼻」で若山牧水賞、「愛する源氏物語」で紫式部文学賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
『アボカドの種』
2023/12/19 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年から2023年まで足かけ4年の375首を収録した俵万智の第七歌集、2023年10月刊
Iは2022年秋以降、6年暮らした宮崎から両親のいる仙台に越してから
IIは2020年夏から2年あまり、Iの時期とも重なって入院、コロナ、息子の受験など
それぞれから一首ずつ
「どんぶりで食べたい」というほめ言葉息子は今日も言ってくれたり
「糸」を聴く父と母とを見ておれば私を包む暖かき布
歌集のタイトルはつぎの歌から
言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ
〈言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる。〉──「あとがき」より
そして、「サラダ記念日」俵万智の真骨頂を一首
一瞬の君の微笑み永遠にするため僕は歌い続ける
還暦を迎えた歌人の心からつむがれて命を持った歌を座右に