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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/10/06
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:22cm/396p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7985-0361-5
- 国内送料無料
紙の本
遠藤周作とキリシタン 〈母なるもの〉の探究
著者 下野 孝文 (著)
「最後の殉教者」「沈黙」など、長崎を舞台にした小説の執筆にあたり、遠藤周作は資料をいかに読み解き、作品に反映させたのか。遠藤周作研究の新たな可能性を示す。『国語国文薩摩路...
遠藤周作とキリシタン 〈母なるもの〉の探究
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商品説明
「最後の殉教者」「沈黙」など、長崎を舞台にした小説の執筆にあたり、遠藤周作は資料をいかに読み解き、作品に反映させたのか。遠藤周作研究の新たな可能性を示す。『国語国文薩摩路』ほか掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
長崎を舞台とした「最後の殉教者」『沈黙』『女の一生』といった小説を中心に、作家が創作過程で参照した資料・史料を特定し、緻密に照合することで、作品への摂取状況を実証的に明らかにする。その反映は小説の骨格から細部の表現にいたるまで、様々な次元に及んでいた。さらに個々の作品分析を通して、遠藤文学のテーマが日本人としてのキリスト教受容にあったこと、背景にはトマス・アクィナスへの躊躇とアウグスティヌスへの信頼があったことを検証する。それはまた、許す神、母の宗教という本質を託した〈母なるもの〉の形成過程の探究でもあった。【商品解説】
目次
- 第一章 切支丹物のはじまり
- 第一節 「最後の殉教者」論
- 第二節 明治政府と〈浦上四番崩れ〉
- 第二章 『哀歌』
- 第一節 「札の辻」論
- 第二節 「雲仙」論
- 第三節 『哀歌』から『沈黙』へ
- 第三章 『沈黙』
- 第一節 概論、諸資料との関わりから
- 第二節 フェレイラ、そして沢野忠庵
著者紹介
下野 孝文
- 略歴
- 〈下野孝文〉九州大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(学術)。長崎県立大学シーボルト校国際社会学部教授。
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