紙の本
なかなかつらい描写
2024/04/05 16:16
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
姫川玲子シリーズに魚住久江が加わってよりパワーアップした感がありました。誉田哲也の小説にはかなりの確率で読むのが辛い描写があるのが少し苦手です。今回は話題になったテーマについて新しい見方を得ることができて良かったです。新聞に書いてあっても必ずしも真実とは限らないし、その傘下にあるテレビもまた同じだと思いました。
紙の本
魚住さんが来た
2023/11/24 14:22
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
そのせいだろうな、これまでの凄惨な描写や現場がかなり少なかった。
テーマも真面目なものだったし。
姫川がおとなしかった。
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【誉田哲也 デビュー20周年記念作品】
警察小説No.1ヒット!
累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新長編。
塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、現場は証拠が隠滅されていて糸口はない。犯人はなんの目的で死体を放置したのか? 玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がってきて——。
魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!
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大好きな姫川玲子シリーズに、魚住久江が加入。もうこの時点で最高。
2人の異なる視点で捉えられる展開も面白かった。早くも次回作が楽しみでなりません。
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男と女で男を拉致している。携帯用トイレを渡して、食事も与える。反抗したらスタンガンを利用。
空き家から異臭。身元不明死体発見。行方不明届調査。
姫川が担当するとヤバい事件にまここまれる。若い女性巡査が捜査本部に参加。
姫川に興味。操作会議で姫川が指紋の調査を再依頼。ベルトの裏から指紋がでた。
近所の病院で意識不明の男と一致。大手新聞会長の甥で取締役で慰安婦問題の黒幕
その新聞は慰安婦事件を捏造。戦後、日本に残った朝鮮人の中で在日朝鮮から在日韓国籍に変えた人間がいる。慰安婦問題でいじめにあうのは韓国籍。朝鮮人はら高校時代に強姦されていた女子高生。高校で一緒になった空手経験のある女子を男達を倒す
その子は高校卒業した後、強姦殺人。犯人は未成年。懲役19年。
兄と女友人が新聞に復讐をしたい。新聞社の買収をしようとしたIT社長がいた。
社長が選挙に立候補した時、無償でアルバイト。落選するも、IT系の社長の会社に就職。殺された男が、その会社の社員であることが判明。拉致と殺人の動機がわかる前に姫川は、殺された方が拉致、拉致された方が犯人とわかった。
自分を強姦から救ってくれて殺された女の親友?高校時代の卒業アルバムから
IT社長に会いにいった時、CGと思った美人受付。
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姫川玲子シリーズファンにとっては、ある意味久々に救いのある作品。
魚住さんと姫川さんが出会うとこうなるのか。
人と人の出会いって大切。
事件そのものはしんどかったけど、姫川さんにとっては分岐点となる作品なんじゃないだろうか。
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誉田さんのファンならご存じの魚住久江が登場。実写で魚住を演じるのであればどの女優さんになるか?思いつきそうで思いつきませんでした。誰だと思いますか?
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【誉田哲也 デビュー20周年記念作品】
警察小説No.1ヒット!
累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新長編。
塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、現場は証拠が隠滅されていて糸口はない。犯人はなんの目的で死体を放置したのか? 玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がってきて——。
魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!
姫川玲子シリーズ10作品目なんですね
このシリーズを読むたびに 映像化の続編を観たくてたまらなくなります
竹内結子さんは文句無しに姫川玲子役にピッタリなんです
他の登場人物達もとても合っていて すごく好きなドラマでした
映画も観に行きました
この『マリスアングル』には あの魚住久江も合流していて 松下由樹さんと竹内結子さんの映像化も観てみたかったです
2人は互いの特徴を活かした捜査をしていて 玲子が心を許せる同性が出来て良かったなっと思った
玲子目線の時と久江目線の時があり 心の声がとても面白い
特に井岡博満が登場する場面では 竹内結子さんと生瀬勝久さんが私の頭の中に登場していて想像が膨らんだ
この間、『もう、聞こえない』を読み終えたばかりで 菊田が気になってばかりいたけど その菊田もちゃんと登場していて あぁぁ…西島秀俊さん!と思いながら読んでいた
これからも楽しみなシリーズだ
ずっと続けて欲しい
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久しぶりの姫川シリーズ。
楽しみにしておりました。
だって、魚住さんが合流!!
いや、やっぱりいいわ。魚住さん。
魚住さん目線の玲子ちゃんって、なんか新鮮だったわ。
内容も面白かったです。
***
塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、現場は証拠が隠滅されていて糸口はない。犯人はなんの目的で死体を放置したのか? 玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がってきて——。
魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!
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姫川、魚住、両主人公が活躍する新展開。 姫川の飛ぶ発想捜査と魚住の人の心理を思いやる捜査がコラボする。姫川の恋も交えて良い感じ。ただ犯人は初めからわかっていてその背景を深掘りすることに話の展開がフォーカスされている。まあ中山七里やディーヴァではないのでこれもアリかと。
従軍慰安婦問題が在日コリアンに深い傷を負わせた新聞社などには本当に腹ただしいと改めて思う一冊でした。
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入手してから直ぐに紐解き始めると、頁を繰る手が停められなくなってしまい、素早く読了に至った一冊である。警察の捜査員達が活躍し、事件の謎を解き明かすという物語である。
「気に入っているシリーズ」ということになると、新しい作品が登場する都度に気になる。そういう作品は、何か「遠方の友人の近況を聞く」というような感覚で読み耽ってしまうというものだ。
本作の作者は幾つかのシリーズ作品を発表している。シリーズ作品に、別のシリーズ作品の主要人物が登場する「相互乗入」というような作品も多く発表している作者であると思う。
この作者の代表的なシリーズの一つに、女性刑事の姫川玲子が活躍するシリーズが在る。警視庁捜査一課の殺人事件係の中で班長を務める警部補だ。熱いモノを滾らせて闘うというイメージのヒロインだと思う。犯罪被害者になってしまい、真摯に励ましてくれた女性刑事が在って、残念ながらその刑事が殉職してしまった中で警察官を志したという経過がシリーズの中で何度も語られる。恐るべき犯行に及ぶ者達を追い、同僚達が殉職してしまうという場面も乗り越えている。口の悪い、少し敵対的な同僚刑事が「奴は死神だ」と言っている。
その姫川玲子のシリーズについては、長篇も短篇集も出ていて、多くを読んでいる。過日読了の短篇集『オムニバス』の中で、次の異動に際して評価の高い女性捜査員が姫川班に配属されるという話しになっていることが示唆される。
その評価の高い女性捜査員というのが、別なシリーズのヒロインである魚住久江である。姫川玲子よりも少し年長である。本部の捜査一課で殺人事件の捜査に従事するということは、既に命を落としてしまった人達い纏わる事柄を調べることに他ならない。であれば、巡査部長昇格時に異動した所轄署の係での活動を通じて、色々な人達を援けられる可能性を追う方が善いと考えていた。その魚住久江が捜査一課へ異動し、姫川班に配置されるのが本作となる。
この作者の作品の多くは、視点人物が適宜切り替わりながら綴られる。警察の捜査員達が活躍し、事件の謎を解き明かすという物語に関しては、進行中の事件や捜査に関する部分の他に、やや異なる時間軸で事件に関るキーパーソンの回想や想いや行動が綴られる部分が入るという例も多い。本作は正しくそういう様式である。事件に関るキーパーソンの部分、姫川の部分、魚住の部分が入り交じりながら物語が進む。
作中で発生する事件である。住人が他界し、相続の関係が煩雑になって、長く放置されている人形町に近い辺りの小さな一軒家で遺体が発見されたという事態である。
妙な悪臭がするという近所の住民からの通報を受け、所轄署の係員が発見したのだった。遺体は鈍器のような何かで何度も殴打した痕跡が認められることから、殺害されたものと考えられた。場所は長く使われていない一軒家だが、遺体が発見された部屋はパネルで室内が補強されて窓が塞がれた状態で、外から施錠する防音扉が据えられているという改装が施されていた。部屋は「何者かを監禁するべく、敢えて手を入れた」というようにしか見えない。そして遺体は在ったが、その他の人が活動した痕跡らしきものは片付けられたような様子でもあった。
この異様な事態を受けて特捜本部が設けられ、現場近隣の所轄署から要員が集められ、姫川班の係も本部から参画することになったのである。
近所の住民が悪臭に気付くという程度に遺体が傷むだけの時間が、死亡の時点から経ってしまっている。遺体が何者なのか、それを探ろうとすること、使われていなかったらしい一軒家での動きが目撃されていなかったかという辺りを探るというような辺りから特捜本部の活動は始まった。
大胆な推論で、憑りつかれたように駆け回って情報を集める姫川に対し、慎重に関係者の事情を聴取して行く魚住と、なかなかに面白い。そして遺体を発見した所轄署の反町が色々と重要な情報に行き当たる。様々な事実が積み上げられ、事件の謎が解き明かされて行く。
異なる持ち味の捜査員達が活動し、謎が解き明かされて行くという過程が面白い。関係者と関わった人達による証言という部分も何か引き込まれる。そして事件が発生した背後に在る「アングル」なる概念が凄く考えさせられた。これが本作の題名の由来かもしれないのだが。
かなり夢中になった。御薦めしたい。
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・武見諒太
・山内篤弘 十一係長
・日下守 統括主任
・菊田和男 担当主任
・小幡浩一 巡査部長
・中松信哉 巡査部長
・舘脇紹夫 担当主任
・岡田嘉征 巡査部長
・魚住久江 巡査部長
・松原 本部鑑識統括、小ちゃい
・志田正幸 久松署担当係長
・恩田明日美 久松署巡査部長
・月岡伸子 現場家屋持ち主
・ ショウイチ 甥
・葛城隆哉 監禁被害者、意識不明入院、朝陽新聞取締役
・ 聡子 妻
・福山夏穂 元愛人、マリスのレイ
・葛城恒太郎 朝陽新聞会長
・ 美鈴 孫娘
・浦賀龍騎 ジャングルジャパン代表
・菅原一久 元リンクアップ代表
・木村恵介 遺体、元リンクアップ、ジャングルジャパン
・吉岡美春
・木村理名 美春同級生、恵介妹
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遂に最強タッグ実現!
は、いいんだけど、アンよりページ数多いのに100円安いのって、どうなの?
この内容なら税抜き1,800円でも全然文句ないんだけど。
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2023/11/3読了。
発売を待ち侘びて、発売当日、スキップするように買いに行った「マリスアングル」。
大好きな作家、誉田哲也の新刊、しかもこれまた大好きな姫川玲子が出てくる、となったら、ワクワクする気持ちを抑えるのが大変だった。
「正体」を涙ながらに(!)読み終わって、ようやく読み始めたら、早くも不穏な雰囲気。
マスコミの抱える問題点のみならず、話題に上る社会問題も絡めて、読みやすくおもしろく書かれているし、
終始テンポが良く、さすがだなぁと。
ただ私個人の意見としては、「ドルチェ」に登場する魚住久江が姫川玲子と同じ職場に移ってきたことで、「姫川玲子」の持つ「美しさ」「脆さ」「毒」「カリスマ性」がかなり薄まってしまったように感じる。
「中和」するために、また客観的に「姫川玲子」を見るために、魚住は登場したのではないか、と思うが、姫川玲子ファンとしては、かなり物足りなく思えた。
そして、それぞれ別の作品で活躍すれば良くないか?と。
「姫川玲子」が救われるためには、魚住のような人間が必要なのかもしれないが、期待が大きかっただけに、何かとても寂しく思えた作品だった。
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待ってました。大好きな二つのシリーズ一作に。贅沢。いつもながら、会話「」の後の、地の文での「心のつぶやき」、これが好きなんですよね~。姫川さん、魚住さん、いずれも味が出てましたが、本巻では魚住さんが際立ってましたね。最後の魚住さんの取り調べ、思わず涙が滲んできました。ところで、自分の中では相変わらず姫川さんに竹内結子さんをイメージしてしまいます。やっぱりピッタリ。次作を早くお願いします。