山梔
著者 野溝七生子
幼く純粋な妹や身を犠牲にする母と姉への愛、暴力をふるう父への愛憎、読書への切なる欲求、古代ギリシャ神話・中世ヨーロッパ伝説への憧憬、海や美しい女への畏敬の念…主人公・阿字...
山梔
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商品説明
幼く純粋な妹や身を犠牲にする母と姉への愛、暴力をふるう父への愛憎、読書への切なる欲求、古代ギリシャ神話・中世ヨーロッパ伝説への憧憬、海や美しい女への畏敬の念…主人公・阿字子をとりまく家父長制や結婚への圧力など不自由な世界と、葛藤する誇り高く瑞々しい少女の精神を描く野溝七生子の自伝的小説。1926年に刊行された孤高の名篇、待望の復刊。
目次
- 山梔/解説 野溝七生子の人と作品 矢川澄子/解説 阿字子の帰還 山尾悠子
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嬉しい復刊。
2024/08/28 04:54
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「乙女の本棚」系の小説紹介で名前だけはよく出てくる野溝七生子。代表作の「山梔」が復刊されたので読んでみる。お洒落なタイトルとは裏腹に内容は真面目で、ときめくような物語ではなかった。なんか残念。