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紙の本
宇宙とは何か (SB新書)
著者 松原隆彦 (著)
星や銀河、ブラックホール、ダークマター、重力などの話から、宇宙に知的生命体はいるのか、我々の宇宙以外にも宇宙は存在するのか、時空を超えることはできるのかといった話題まで。...
宇宙とは何か (SB新書)
宇宙とは何か
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商品説明
星や銀河、ブラックホール、ダークマター、重力などの話から、宇宙に知的生命体はいるのか、我々の宇宙以外にも宇宙は存在するのか、時空を超えることはできるのかといった話題まで。あらゆる可能性から語る白熱の宇宙論。【「TRC MARC」の商品解説】
簡単に「宇宙」と言うが、
結局そもそも「宇宙」って何なのか?
宇宙とは何か、あなたは説明できますか?
宇宙論の研究者が贈る、宇宙とは何かに迫る全6講。
我々が見ている世界は真実か?
この宇宙は特別な存在なのか?
観測の外はどうなっているのか?
そもそも時間とは何か?空間とは何か?
人間はどうして宇宙を知りたいと思うのか?
くめども尽きない謎・疑問の数々を解き明かす
文系でもわかる宇宙論講義。【商品解説】
この世界とは何かを問う宇宙論講義【本の内容】
目次
- はじめに 「宇宙とは何か」の旅へ
- 第1講 宇宙像の広がり
- ・地球平面説から球体説へ
- ・現代に残る地球平面説
- ・宇宙の形を知るには?
- ・天動説から地動説へ
- ・地動説が有利になった理由
- ・無限の宇宙を考えたブルーノ
- ・地動説の証拠を見つける
著者紹介
松原隆彦
- 略歴
- 〈松原隆彦〉長野県生まれ。広島大学大学院博士課程修了。高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授。博士(理学)。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。著書に「現代宇宙論」など。
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紙の本
どこまでが宇宙なんですかね。
2024/03/13 08:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめにの冒頭に、「宇宙とは何か。答えるのは難しい」とあり。
読めば読むほど、ホンマに何なんやろうかと思いました。
筆者は「宇宙論の研究者」で、名乗ると「宇宙とは何か」と聞かれるそうです。
膨大な宇宙空間を、私は「宇宙」だと何となく思っていましたが。
本書を読むと、もっと色々な事が出て来て分からなくなりますね。
宇宙の「宇」は空間を表し、「宙」は時間を表すそうです。
昔の人が考えた宇宙についてから、本書は入って行き。
「地球平面説」やら宗教(キリスト教)の話しやら。
「天動説」から「地動説」への考えの変化やら。
今だに、「天動説」を信じている人が数多くいる事。
そして、宇宙の地平についての話しへ。
そこから先が見えない「ホライズン」があり。
宇宙がなぜ膨張しているのかと言う話しから、星の誕生について。
銀河・超銀河団から、宇宙は「有限」なのか「無限」なのかについての話しへ。
そこから「ミクロ」の世界へ飛び。
物理学者と数学者の、宇宙に対する理論の違いとか。
重力の話しやら、量子論の話しやら。
(ここら辺りで、読むとすぐに眠くなり。ペースダウンでした。)
「中性子」や「タキオン粒子」等々、解明できない部分について。
最終章で、「結局、宇宙って何」で終了。
問いを沢山残してくれた一冊でした。