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紙の本
日本軍の治安戦 日中戦争の実相 (岩波現代文庫 学術)
著者 笠原 十九司 (著)
日本軍は中国大陸で何をしたのか。日本軍がおこなった治安戦(三光作戦)の発端・展開・変容の過程を丹念に辿り、加害の論理と被害の記憶からその実相を浮き彫りにする。【「TRC ...
日本軍の治安戦 日中戦争の実相 (岩波現代文庫 学術)
日本軍の治安戦 日中戦争の実相
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商品説明
日本軍は中国大陸で何をしたのか。日本軍がおこなった治安戦(三光作戦)の発端・展開・変容の過程を丹念に辿り、加害の論理と被害の記憶からその実相を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
治安戦とは、占領地、植民地の統治の安定を確保するための戦略、作戦、戦闘、施策の総称である。日本軍が行った治安戦(三光作戦)の過程を丹念に辿り、加害の論理と被害の記憶から実相を浮彫にする。解説=齋藤一晴。【商品解説】
目次
- プロローグ 山西省の治安戦における宮柊二と田村泰次郎
- 歌集『山西省』に歌われた治安戦
- 田村泰次郎「裸女のいる隊列」に描かれた治安戦
- 治安戦と三光作戦
- 第一章 日中戦争のなかの治安戦
- 1 日中戦争の開始
- 中国における二つの戦場と治安戦
- 盧溝橋事件
- 治安維持工作の始まり
著者紹介
笠原 十九司
- 略歴
- 笠原十九司(Tokushi Kasahara)
1944年群馬県生まれ.東京教育大学大学院修士課程文学研究科東洋史学専攻中退.都留文科大学名誉教授.中国近現代史,日中関係史,東アジア近現代史.著書『南京事件』(岩波新書,1997年),『南京難民区の百日』(岩波現代文庫,2005年),『海軍の日中戦争』(平凡社,2015年),『日中戦争全史(上・下)』(高文研,2017年),『増補 南京事件論争史──日本人は史実をどう認識してきたか』(平凡社ライブラリー,2018年),『通州事件──憎しみの連鎖を絶つ』(高文研,2022年),『憲法九条論争──幣原喜重郎発案の証明』(平凡社新書,2023年)など.
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日中戦争の多くは治安維持戦だったか
2023/12/27 10:23
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争では、占領地とくに敵地の占領との治安維持が必要となってくる。ナチスでは、警察師団などが担当した。日中戦争でも、日本軍は治安維持を強いられた。そのなかで、国際法違反あるいは人道に対する重大な犯罪が行われることが多い。本書は、日中戦争を、治安維持という観点から見た問題指摘である。