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老人と海 (角川文庫)
84日間も釣果がなかった老漁師サンティアーゴは、ひとりで海に出て巨大カジキと遭遇し、運命をかけた闘いを挑み…。老人に寄り添う相棒マノーリンを、少年ではなく若者とする新解釈...
老人と海 (角川文庫)
老人と海
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商品説明
84日間も釣果がなかった老漁師サンティアーゴは、ひとりで海に出て巨大カジキと遭遇し、運命をかけた闘いを挑み…。老人に寄り添う相棒マノーリンを、少年ではなく若者とする新解釈により、未知の魅力を引き出した新訳。【「TRC MARC」の商品解説】
老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。【商品解説】
目次
- 【老人の“相棒”マノーリンは、少年ではなく「若者」だった!】
- 1952年9月の発表直後から世界中で大評判となった同作。日本ではこれまで、老人の“相棒”マノーリンは10歳ほどの「少年」と訳されてきた。しかし近年、少年は20歳を過ぎた「青年」ではないかとする解釈が提起されるようになった。
- 今回、翻訳家・越前敏弥氏は、これを18~19歳の「若者」とする独自の解釈で、まったく新しい作品の風景を切り開いている。
著者紹介
ヘミングウェイ
- 略歴
- 1899年シカゴ近郊生まれ。高校卒業後に新聞記者となり、第一次世界大戦に参加、イタリア戦線で重傷を負う。復員後、新聞記者のかたわら創作を始める。スペイン内戦、第二次世界大戦に従軍。代表作『日はまた昇る』『武器よさらば』『キリマンジャロの雪』『誰がために鐘は鳴る』などで、アメリカ「失われた世代」の代表的作家となる。1952年に発表した『老人と海』でピュリッツアー賞、ノーベル文学賞を受賞。1961年アイダホ州の自宅にて猟銃自殺。
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また新訳が出版されました。
2024/02/29 19:48
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ数年、「老人と海」の新訳が立て続けに出版されているので、気になって読み比べています。
角川文庫版は表紙にヘミングウェイの晩年の写真がアップで使われているので、古き良き昭和の文庫感を醸し出していて好感が持てます。
訳文は読みやすく、解説も充実していて様々な解釈が知れて勉強になりました。