「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
世界哲学のすすめ (ちくま新書)
著者 納富 信留 (著)
西洋中心の「哲学」を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動「世界哲学」。より広い視野で世界哲学を本格的に論じ、開かれた知の世界へといざなう。【「T...
世界哲学のすすめ (ちくま新書)
世界哲学のすすめ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
西洋中心の「哲学」を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動「世界哲学」。より広い視野で世界哲学を本格的に論じ、開かれた知の世界へといざなう。【「TRC MARC」の商品解説】
世界哲学は西洋中心の哲学を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動である。本来の哲学を再生させ、開かれた知の世界へと読者を誘う。【商品解説】
世界哲学——それは西洋中心の哲学を根本から組み替え、より普遍的・多元的な哲学を創出する運動。開かれた知の世界へと読者を誘う。【本の内容】
著者紹介
納富 信留
- 略歴
- 〈納富信留〉ケンブリッジ大学大学院古典学部博士号取得。東京大学大学院教授。専門は西洋古代哲学。著書に「ギリシア哲学史」「ソフィストとは誰か?」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
野心的な試み
2024/03/23 04:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギリシア哲学の大家、と言っていい著者の野望あふれる世界哲学のすすめ。その広い視野と教養、知識に感嘆する。新しい学びが沢山あるのは間違いなく、文章も明快かつ難解でなく、読みやすい。世界哲学と銘打ってはいるが、大風呂敷を広げすぎな感じはなく、目配りの効いたバランスの取れた叙述となっており、著者の専門ギリシア哲学にもしっかり立脚した学問的構造物と言えると思う。ただ著者の問題意識や野心は理解できるが、著者の本家本元のギリシア哲学についての著書をもっと読みたいので、あまり世界哲学なるものに深入りしてほしくないような複雑な気持ち。自分がまさに視野の狭い旧態依然な人間なのかもしれないが。ギリシア哲学で一通りやり尽くした感があるのかな?でもこれからももっとそこに深く切り込んでいってほしい、というのは少しわがままだろうか。