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紙の本
未婚と少子化 この国で子どもを産みにくい理由 (PHP新書)
著者 筒井 淳也 (著)
「少子化対策=子育て支援」とだけ考え、手前の「未婚・晩婚問題」が改善されない現状は、少子化にまつわる誤解が招いた過ちの最たる例。データ・統計を用いてこれらの誤解を分析・検...
未婚と少子化 この国で子どもを産みにくい理由 (PHP新書)
未婚と少子化
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商品説明
「少子化対策=子育て支援」とだけ考え、手前の「未婚・晩婚問題」が改善されない現状は、少子化にまつわる誤解が招いた過ちの最たる例。データ・統計を用いてこれらの誤解を分析・検証し、議論のために必要な知見を提供する。【「TRC MARC」の商品解説】
◆なぜ日本の少子化対策は実を結ばないのか?
◇少子化にまつわる誤解をデータ・統計から見抜く!
◆さまざまなエビデンスが指し示す「婚姻・出産」のリアル
少子化が止まらない日本。理由の一つとして、
そもそも「少子化にまつわる誤解」が、
世に多く流布していると著者は指摘する。
たとえば「少子化対策=子育て支援」とだけ考え、
手前の「未婚・晩婚問題」が改善されない現状は、
誤解が招いた過ちの最たる例だ。
本書ではデータ・統計を用いて、これらの誤解を分析・検証。
冷静な議論のために必要な知識を提供する一冊。
【本書の内容】
〇何が出生率の低下をもたらしたのか
〇「こどもまんなか」は少子化対策ではない
〇結婚したくてもできないのか、結婚したくないのか
〇自治体の人口動態から見えてくること
〇婚外出生と子どもの格差
〇少子化対策としての働き方改革……etc.【商品解説】
著者紹介
筒井 淳也
- 略歴
- 〈筒井淳也〉福岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。立命館大学産業社会学部教授。著書に「制度と再帰性の社会学」「親密性の社会学」など。
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紙の本
少子化によって生じる課題への対処と、過度な少子化自体を抑制すること
2024/02/12 09:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
少子化対策、として語られていることには、2つの異なることが混ざってしまっていると。少子化によって生じる、社会保障・労働力・経済・安全保障などへの課題にどう対処するかということと、過度な少子化自体をどう抑制・防いでいくかということ。日本での少子高齢化は今後数十年間起こることが確定していることで、それにどう対処するかについては、急ぎ考えないといけないこと。少子化を抑制することは、複雑で総合的な長期の課題で、経済・労働環境の整備などとも合わせて考えないといけないこと。何をもって過度な少子化というのかも、考えないといけないでしょうけど。
論点をとてもよくクリアにしてくれて、頭の整理になりました。これらを踏まえた提言なんかを、マスコミや政治家がきちんとつかめないことへの嘆きも、控えめにですが、語られています。
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子どもの奪い合い
2024/01/26 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出生数が増えなくても機能する社会をいかに構築するか、どういう国にしたいのか。現役世代が支える高齢人口の問題、子ども中心主義や子ども格差の問題などを、晩婚化と未婚化、結婚や子育てが人生の他の側面にあまり影響しないような社会作りから経済や国防への影響に至るまで論じられているが、文化面に触れられていないのが残念。