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紙の本
百人一首 編纂がひらく小宇宙 (岩波新書 新赤版)
著者 田渕 句美子 (著)
「百人一首」は、誰によって、何の目的で作られたのか。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌のすべてを網羅して...
百人一首 編纂がひらく小宇宙 (岩波新書 新赤版)
百人一首 編纂がひらく小宇宙
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商品説明
「百人一首」は、誰によって、何の目的で作られたのか。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌のすべてを網羅しているかのような求心力の謎に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされていたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅するかのような求心力の謎に迫る。【商品解説】
成立の背景を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌のすべてを網羅するかのような求心力の謎に迫る。【本の内容】
目次
- 序 章 『百人一首』とは何か――その始原へ
- 第一章 『百人一首』に至る道
- 1 勅撰和歌集というアンソロジー――撰歌と編纂の魔術
- 2 八代集という基盤――「私」から複数の人格へ
- 3 『三十六人撰』から『百人一首』へ――〈三十六〉と〈百〉の意味
- 第二章 『百人一首』の成立を解きほぐす
- 1 アンソロジスト藤原定家の登場――編纂される和歌と物語
- 2 『百人秀歌』と『百人一首』――二つの差異から見えるもの
著者紹介
田渕 句美子
- 略歴
- 〈田渕句美子〉お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。著書に「女房文学史論」など。
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百人一首をめぐる歴史が分かる1冊です。
2024/02/18 17:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本文学を専門とする著者が、百人一首をテーマにそれに関連した歴史を著した1冊です。
百人一首ができるまでにどんな変遷があったのか、他の古典文学作品の名を色々と挙げながら説いていく様が見事です。
そして百人一首が完成し、世に刊行されたあと、百人一首は現代までどう扱われてきたかの歴史にも言及しています。著書の古典文学への愛情の深さが垣間見える内容です。