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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/02/16
- 出版社: 紫紅社
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87940-655-2
紙の本
「源氏物語」五十四帖の色
光源氏の愛した色、女人らの華麗な衣装。「源氏物語」54帖に描かれた、平安王朝の多彩な「襲の色目」を完全再現した色布総覧。襲の色目24種、索引なども収録。染色と色材の解説を...
「源氏物語」五十四帖の色
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商品説明
光源氏の愛した色、女人らの華麗な衣装。「源氏物語」54帖に描かれた、平安王朝の多彩な「襲の色目」を完全再現した色布総覧。襲の色目24種、索引なども収録。染色と色材の解説を中心に抜粋し、掲載全文に英文を並記。〔「「源氏物語」の色辞典」(2008年刊)の改題新装改訂版〕【「TRC MARC」の商品解説】
「源氏物語」の色彩を徹底再現 光源氏の愛した色が蘇る
『源氏物語』では、第一帖「桐壺」から第五十四帖「夢浮橋」まで、それぞれの物語に登場する女君、男君たちが、競うがごとくに何枚も重ねた美しい衣装「襲の色目」(かさねのいろめ)を、紫式部がさまざまな人物の視点から語らせることで、日本の四季の彩りの豊さと多彩さを描写している。
染色家(故)吉岡幸雄は、『「源氏物語』の色辞典』(2008年刊)で、『源氏物語』五十四帖を丹念に読み解き、物語のなかで語られる色と衣裳に焦点をあて、同時に、平安時代の宮廷や寺社などの宗教提起・行政的な規定をまとめた法令集『延喜式』に記された染織と植物染についての記述を解読し、平安王朝の「襲の色目」を往時の染色法そのままに再現した。
新装再編集版となる本書には、吉岡幸雄がこだわり抜いた五十四帖の色彩図版をすべて掲載。テキストは染色と色材の解説を中心に抜粋し、掲載全文に英文を並記、美しいコンパクトサイズとして再編集を行った。『源氏物語』からの引用は、名訳「The Tale of Genji」(源氏物語 英文版 エドワード・サイデンステッカー訳)を掲載。
『源氏物語』のさまざまな登場人物たちは、どのような衣裳を身にまとい、その色の重なりにどのような心情のうつろいを込めたのか。『源氏物語』を豊かな色彩で楽しむための副読本。
*本書は、2008年第一刷発行の『「源氏物語」の色辞典』(吉岡幸雄著 紫紅社刊)を底本に、染色図版および一部テキスト、資料を引用し再構成・再編集したものです。【商品解説】
著者紹介
吉岡 幸雄
- 略歴
- 〈吉岡幸雄〉京都市生まれ。「染司よしおか」5代目当主。
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紙の本
襲の色
2024/03/08 23:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『源氏物語』を読んでいると、色についての記述が多い。しかし、どんな色味なのか、この襲の色合いはどうなのか、ちょっと想像できなかったので、この本はとても参考になる。
そして、染の美しさ、色味の妙、微妙な色の違いで変わってくる襲の名、さまざまなことが面白い。
女君たちのキャラクターに深みを感じます。