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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/03/01
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/268p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061632-4
紙の本
戦後憲法史と並走して 学問・大学・環海往還
近代立憲主義への洞察にもとづく鋭い問題提起によって、戦後憲法学の水準を高めてきた著者が、自らの歩んだ道を語る。「個人の析出」を基礎概念とする自らの理論の形成・発展過程と、...
戦後憲法史と並走して 学問・大学・環海往還
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商品説明
近代立憲主義への洞察にもとづく鋭い問題提起によって、戦後憲法学の水準を高めてきた著者が、自らの歩んだ道を語る。「個人の析出」を基礎概念とする自らの理論の形成・発展過程と、現在の到達点をも明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
近代立憲主義への洞察にもとづく鋭い問題提起によって、戦後憲法学の水準を高めてきた著者が、自らの歩んだ道を語る。大学の先輩・同僚、海外の研究者、異分野の友人・知人等々、これまで出会った人たちとの多彩な交流をふり返り、さらに「個人の析出」を基礎概念とする自らの理論の形成・発展過程と現在の到達点も明らかにする。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一部 あゆんで来た道
- Ⅰ 戦前・戦中・敗戦後
- 0 一身にして「三世」を経る
- 1 少年後期:自己形成のはじまり――伝統校の自由と戦後解放の自由
- 2 遡って幼児・少年前期――虚弱児の「学徒隊副小隊長」
- Ⅱ 仙台をベースキャンプとして―――「西洋」初体験をはさんで
著者紹介
樋口 陽一
- 略歴
- 〈樋口陽一〉東北大学法学部卒業。憲法専攻。パリ第2大学、東京大学法学部、上智大学法学部などで教授・客員教授を歴任。日本学士院会員。
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紙の本
樋口憲法学=「ひとつの時代を生きた痕跡」(268頁)
2024/03/20 19:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
氏が自らの憲法学の歩みを回顧した第一部「あゆんで来た道」は、登場する人物群の描写と相俟って、大変面白かった。が、自らの学問の一貫性(変わらない部分)と変遷(それなりの変化)を振り返りつつ剖解した第二部の「何を・なぜ・どう・問題にしてきたか」は、相当に難解。(樋口憲法学そのものとその論争史を含む周辺事象について、かなりの知識がないと読解困難。)この辺は、蟻川氏のフォローが不十分というか、読者へのつなぎ役としてのミッションをまったく果たしていない。