誰も知らない小さな魔法
著者 大庭賢哉
人間の少女になったフクロウと少年が過ごす不思議な夜(「となりのミミ子」)、引越し先の自分の部屋と以前の部屋がつながってしまう(「ひみつのへや」)、ある日コビトに出会ったら...
誰も知らない小さな魔法
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商品説明
人間の少女になったフクロウと少年が過ごす不思議な夜(「となりのミミ子」)、引越し先の自分の部屋と以前の部屋がつながってしまう(「ひみつのへや」)、ある日コビトに出会ったらそのコビトにもさらにコビトが見えていた?(「コビトのコビト」)、退屈すぎていつもと同じことをしないと決めた少年が出会ったのは?(「いつもと同じことしない同盟」)、悩んで買わないと決めた猫のことを想い続ける少女の日常(「猫のリリー」)、隣の町にいるという自分のそっくりさんを探しに行ってみると?(「まねっこさがし」)。──日常の中にひそむ本のちょっぴり不思議な出来事は、もしかしたら誰も知らない小さな魔法のおかげなのかも。
少し不思議な出来事の中に少年少女の繊細な心の機微を描く漫画家・大庭賢哉による、漫画と小説のハイブリットノベル。
魔女とその弟子は今日も、街のかたすみで、人知れず小さな魔法をかけています。
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『誰も知らない小さな魔法』
2024/07/01 19:21
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「魔法をかけるぞ」
「やった! また誰かの暮らしにちょっかい出すんですね」
魔女とその弟子が街の人たちに魔法をかけると……
ふくろうの声が聞こえるようになり──「となりのミミ子」
引っ越した部屋が前の部屋とつながってしまい──「ひみつの部屋」
選ばなかった子猫と何度も出会って──「猫のリリー」
日常にひそむちょっぴり不思議なできごとは誰かの小さな魔法のおかげかもしれないと思わせてくれる“日常系”メルヘン
《漫画と小説がひとつになった不思議な短編集。》──帯の紹介文
『郵便配達と夜の国』(青土社/2012年)と『屋根裏の私の小さな部屋』(同/2015年)に漫画として発表された作品を小説として書き起こし、漫画を加筆修正して構成した5編に、描き下ろし1編をくわえて単行本化、2024年3月刊
漫画と小説のミックスはおもしろい試みだが、ひらがなが明朝、漢字がゴシックという活字組の本文は読みにくい
※p.85〈すばり今日〉⇒〈ずばり今日〉
※p.104〈暑さでのせいかな〉⇒〈暑さのせいかな〉