目次
キプリング大英帝国の肖像
- 橋本 槇矩(編著)/ 桑野 佳明(編著)
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▼キプリングの帝国
〜現実と夢の境界(北原靖明)
▼挑発するキプリング(塩谷清人)
▼インド表象( マシュー・M・ハンリー)
▼キプリングの東方幻想(芦川和也)
▼アングリシストとオリエンタリストの系譜
〜W・D・アーノルドからサルマン・ラシュディまで(伊勢芳夫)
▼首をめぐる輪舞
〜「王になろうとした男」におけるホモエロティックな欲望(角田信恵)
▼サロメとキプリング(宮尾洋史)
▼忠誠と背信のダイアグラム
〜恐怖と欲望にみる植民地支配の相関力学(上石実加子)
▼帝国の幽霊たち
〜ホモフォビアとミソジニーの植民地表象(宮崎かすみ)
▼帝国少年のマトリックス
〜「ブラッシュウッド・ボーイ」再論(橋本槇矩)
▼中断された復讐
〜「損なわれた青春」におけるレディ・カストレイ(松本和子)
▼ミツバチは知っている
〜キプリングの「帝国」の一面(桑野佳明)
▼キプリングとハガード(渋谷 章)
▼ハーンのキプリング崇拝
〜新たな文体を模索して(栗原 勝)
■キプリング文献書誌付